2021.12.07 公開
RADWIMPS、ニューアルバムを引っ提げた2年3ヵ月ぶりのツアーがスタート

Photo by Takeshi Yao  画像 1/5

先日11/23(火・祝)メジャーデビュー16周年目の記念日にニューアルバム「FOREVER DAZE」をリリースしたRADWIMPS。本日はツアー初日の12/4(土)ぴあアリーナMM公演の最速ライブレポートをお届けする。
「FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022」は、2022年1月までに全国6箇所12公演を予定している。
ニューアルバムやツアーの詳細はオフィシャルHPをチェック。

【写真】2年3ヵ月ぶりのツアーがスタートしたRADWIMPS(5枚)


RADWIMPS 12/4(土)ぴあアリーナMM オフィシャルライブレポート】
「本当にあっという間で、本当に来てくれてありがとうございます。ありがとうしか出てこないな……。いろいろ話したいことはあるんだけど、こうやって顔と顔を突き合わせると、『ありがとう』以外出てこなくて。生で会ったあなたたち一人ひとりが俺にとってのリアルであり、この瞬間をずっと待ち望んでいた。ありがとう」

Photo by Takeshi Yao  画像 2/5

本編、最後のMCで野田洋次郎はありったけの実感を込めるようにして、オーディエンスに感謝の意を述べた。去る11月23日に約3年ぶりのニューアルバム『FOREVER DAZE』をリリースし、そして約2年3ヶ月ぶりに開催するツアー「FOREVER IN THE DAZE TOUR 2021-2022」の初日を迎えられた喜びは、やはりこういった世界の様相を誰もが体感しているからこそ、格別だっただろう。

RADWIMPS、ニューアルバムを引っ提げた2年3ヵ月ぶりのツアーがスタートPhoto by Takeshi Yao  画像 3/5


12月4日、神奈川県・ぴあアリーナMM。RADWIMPSは野田洋次郎と武田祐介に加え、ツインドラムとして森瑞希とエノマサフミ、さらに今回のツアーから初参加となるツインギターのTAIKING(Suchmos)とマスダミズキ(miida)という布陣でそのステージに立った。ツアーは始まったばかりなのでセットリストや演出面の詳細は伏せるが、とにかくそのアンサンブルはフレッシュだった。たとえば『FOREVER DAZE』から披露された「桃源郷」や「MAKAFUKA」然り、RADWIMPSはこうも幾度となく生まれ変わるようにして新しい息吹をまとえるのかという感嘆の念を楽曲が重なっていくごとに覚えたし、このバンドのあり方そのものがまた『FOREVER DAZE』というアルバムのメッセージ性=「どれだけしんどいことがあっても、自分は揺らめきながら、たゆたいながら音楽を作っていくんだなと思えました」(野田洋次郎が『FOREVER DAZE』に寄せたコメントより)という意思を体現しているとも思った。

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