2021.12.02 公開
あいみょん、メジャーデビュー記念日に日本武道館公演を開催

撮影:鈴木友莉  画像 1/7

11月30日、あいみょんが現在行われている弾き語りツアーの追加公演として、『AIMYON弾き語りTOUR 2021~傷と悪魔と恋をした♡ in 武道館~』を開催した。あいみょんが日本武道館で弾き語りのワンマンライブを行うのは2019年2月以来2度目。この日はちょうどメジャーデビュー5周年の日にあたり、メモリアルな一日を大勢のファンが祝福した。

【写真】メジャーデビュー記念日に日本武道館公演を開催するあいみょん(7枚)


ツアーグッズの黄色いフリースを着たオーディエンスが目立つ場内が暗転し、あいみょんがステージに登場すると、一曲目に披露されたのは今回のツアーのために書き下ろされた新曲傷と悪魔と恋をした!。ピンスポットのみで、ぼんやりと浮かぶあいみょんの姿を会場全体が見守ると、今年CMソングとしても話題を呼んだ青春と青春と青春からはステージが明るくなり、場内から自然とクラップが起こる。ポプリの葉では繊細なスリーフィンガーとメランコリックなメロディーでグッと引き込み、「弾き語り」と一言で言っても、歌の表情は実に多彩だ。

撮影:鈴木友莉  画像 2/7

MCでは場内が明るくなり、声が出せない代わりにスケッチブックなどにメッセージを書いたオーディエンスとコミュニケーションを取りながらのアットホームな雰囲気の中、「次の曲は2年前の武道館で一番最初に歌った曲」という紹介から、マリーゴールドを披露。サビでは手を振るオーディエンスも見え、思い思いに楽しんでいることが伝わってくる。ピンク色のムーディーな照明で歌ったスーパーガールと、それに続く朝陽は原曲のファンキーなアレンジとの違いが面白い。朝陽は言葉数の多い曲だが、アコギ一本でも軽快なフロウでグルーヴを生み出すあいみょんのシンガーとしての力量が改めて伝わってくる。

あいみょん、メジャーデビュー記念日に日本武道館公演を開催撮影:鈴木友莉  画像 3/7

「ここから数曲はゆったり聴けるセットリストになってるので、彼氏の肩にちょこんとしてもいいし、ゆっくり聴いてもらえればと思います」と話して、まずはじめに披露されたのは裸の心。普段はピアノとともに歌われる曲だが、原曲よりもゆったりとしたタイム感で、情感たっぷりに届けられたこの曲はやはり絶品だ。切々と歌われる恋をしたからに続いては、リリースされたばかりのニューシングルハートを歌唱。裸の心、恋をしたからと同様に、恋をしたときの胸の高鳴りとせつなさを表現する、実にあいみょんらしい一曲であり、フェイクを交えながら歌い切ると、場内は大きな拍手に包まれた。

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