ロッキング・オンが主催するオンラインフェス「JAPAN ONLINE FESTIVAL」。今年2回目となる同フェスティバルが、11月20日・21日・23日に開催された。ここでは、初日となった11月20日の公演を彩ったKANA-BOONのライブの模様をお届けしたい。
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KANA-BOON (C)JAPAN ONLINE FESTIVAL 2021 Autumn 画像 2/7
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「君のヒーローが帰ってきたぜ」の言葉を合図に、KANA-BOONのライブがスタート。冒頭を飾ったのが『ないものねだり』。彼らの演奏に刺激を受け、騒ぎたい気持ちがゆらゆらゆらゆらと揺れだした。演奏が進むごと、ゆらゆら揺れていた身体がグラグラと大きく揺れだす。ライブは始まったばかり。でも、きっと会場にいたら、身体を力強く揺さぶり飛び跳ねていたんだろうな。そんな気持ちを覚えながら、画面越しにライブの熱を感じていた。彼らは願っていた、今の環境が終息し、ふたたび一緒にゆらゆら揺れあえる環境が戻ってくることを。
「届いてるか、聞こえてるか」。谷口鮪の声を合図に、スリリングなギターの音が響き出した。心地好い古賀隼斗のギターの音色が重なるように鳴り出すのに合わせ、飛び出したのが『シルエット』だ。この一線を超え、熱い気持ちを交わしながら思いを分かち合いたい。とてもメロウでハートフルな歌声だ。演奏が進むごとに熱が膨らみだす。その熱に合わせ、気持ちもどんどんアガッてゆく。なんてエモい楽曲だ。胸を熱く掻きむしるこの心地好い衝動を、ギュッと両手で抱きしめていたい。
掻き鳴らす古賀隼斗のギターの音を合図に、バーニングするように飛びだしたのが『Touch of Liberty』。彼ら自身が光や炎となり、沸き立つ思いをエモーショナルにぶつけだす。とても爆発力を持った楽曲だ。それを破裂させるのではなく、巧みにジワジワと熱を膨らませ、少しずつ解き放ってゆく。でも、放つ熱が熱すぎるからこそ、その熱さに触発され気持ちが嬉しく騒いでいた。
MCでは、「配信ライブって、ちゃんと真面目に観るよね」「俺は作業しながら観るときもある」など、配信ライブについての思いを語る場面も見せていた。
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