2021.11.28 公開
新時代の音楽フェスティバル・SAMURAI SONIC(サムライソニック)が11月28日、立川ステージガーデン(東京都立川市)で行われている。記念すべき第1回の公演には、ハイブリッドバンドBACK-ONなど、6組が登場。光りや香りなど、五感に響く演出で1000人を魅了し、立川から世界に熱い思いを発信している。
【写真】SAMURAI SONICにバンドスタイルで出演したKEN THE 390(4枚)
「SAMURAI SONIC、盛り上がろう」と姿を見せた人気ラッパーのKEN THE 390は、DJブースの周辺にドラムやギターを設置したバンドスタイルで出演。バンドが生むグルーブにのせ『Overall』『インファイト』など12曲を披露した。
「飛び跳ねろ!」とあおった『Bangin' -Weekend Classic Edition-』では、声に応えた観客が何度もジャンプ。額にふき出した汗をぬぐった『Clap』では「今度は手を叩いて」と変動するラップで、会場を揺らした。
「今日はたくさん素晴らしいバンドが出ていますね。僕はラッパーですが、今日はこのバンドスタイルでもう少しライブができたら」とあいさつすると、「せっかくヒップホップ畑から来たので、僕らのカルチャーを伝えたい。僕らヒップホップには、人が作った曲に違う歌詞をのせたりメロディーを変える文化がある。みんなが知ってるような曲をちょっと変えて、2曲ほどビートジャックをやります」とヒップホップの醍醐味でもあるビートジャックを披露。思わぬサプライズでフロアを歓喜させた。
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