10月20日(水)に、約2年9か月ぶりとなるオリジナルアルバム「FIGHT CLUB」をリリースした岡崎体育が、2019年6月の<さいたまスーパーアリーナ>以来となる関東単独公演を横浜アリーナにて開催した(※ワンマン公演としては、2020年2月の<エディオンアリーナ大阪>以来)。
岡崎体育(※提供写真) 画像 2/11
岡崎体育(※提供写真) 画像 3/11
岡崎体育(※提供写真) 画像 4/11
岡崎体育(※提供写真) 画像 5/11
会場が暗転し、オープニングナンバー「Okazaki Litte Opera」の不穏なイントロが流れると、突如ピンスポットに照らされた岡崎体育がステージ中央に姿を現した。全身水色にピンクのストライプの入ったジャージ姿で矢継ぎ早にラップを繰り出していく。続くアッパーチューン「Championship」では巨大なLEDをバックに、ド派手な照明とハードコアなEDMの音色で会場を盛り上げた。
最初のMCでは、コロナ禍ということもあり、チケットが500枚売れ残っていたことにふれ、開催1週間前に本人がTwitterでチケット購買を呼びかけたことにより、開催前日にソールドアウト(5300人:キャパシティ制限あり)したことに謝意を伝え、このような状況下でチケットを買って足を運んでくれたすべてのファンへの感謝を忘れなかった。
MCを挟んで、ライブ後のクイックレポートをネタにした「Quick Report」では、LEDにWEB上の仮想Quick Reportを映し出す演出で、文字通り「観客のボルテージは一気に最高潮に」。続く「Yes」では、海外も含め話題を呼んだ「THE FIRST TAKE FES.」のパフォーマンスさながらのカメラワークで観客の笑を誘い、またこちらも「THE FIRST TAKE」のパフォーマンスが記憶に新しい「おっさん」を立て続けに披露。その後もペンギンのパペットを使用した「FRIENDS」やポケモン楽曲、またアルバム収録曲唯一のバラード「湖」や「Eagle」など、老若男女を楽しませるセットリストで観客を盛り上げた。
岡崎体育(※提供写真) 画像 6/11
岡崎体育(※提供写真) 画像 5/11
岡崎体育(※提供写真) 画像 8/11
第一部が終了し、トイレ休憩中にステージ上にはドラムセットやアンプなどの機材がセットされ、3人のメンバー(ソニーの社員)がおもむろにステージに登場。最新アルバム「FIGHT CLUB」からの第1弾先行シングル「Fight on the Web」のイントロにあわせてあてぶりの演奏がスタート。するとLED画面に、ミュージックビデオさながらにバックヤードでPCを操る岡崎体育と、謎の人物(?)によるインターネットバトルが始まった。この日のパフォーマンス用にアレンジされたレスバトルを繰り広げる二人。最後その正体が、<マキシマム ザ ホルモン>のナヲさんと判明すると、会場からは声が出せないながらも大きなどよめきにも似たリアクションが沸き起こった。
岡崎体育(※提供写真) 画像 9/11
岡崎体育(※提供写真) 画像 10/11
岡崎体育(※提供写真) 画像 11/11
第ニ部は、おなじみのライブチューン「XXL」からリブート。この日大仕掛けな特効などはないながらも、自転車を使ってステージ両脇のウイングで歌唱するなどファンサービス。最後は感動的なEDMチューンで本編を締め括るも、「CMの後はアンコールです!」とアピールしてステージを後にした。
