2021.10.25 公開
トランスジェンダーで注目の中山咲月、「ドラガリアロスト」ゲーム内の イベントテーマソングに挑戦!

中山咲月(※提供写真)  画像 1/2

仮面ライダー亡役や自身のジェンダーについて告白したフォトエッセイ「無性愛」でも話題の中山咲月任天堂Cygamesが手掛けるスマートフォン向けアクションRPG「ドラガリアロスト」のゲーム内イベント 「舞台の上の怪物人形」のテーマソングを歌う事が決定した。
今回中山が歌う曲のタイトルは「Carnival」、ハロウィンをイメージした楽曲はにぎやかさの中にどこか闇が広がり、光と影が重なり合うような 1 曲に仕上がっている。


中山咲月 コメント:
ゲームが大好きな自分にとって、ゲーム楽曲に携わるという夢がひとつ叶いました。今回歌わせていただくのがハロウィン楽曲ということで、個人的にハロウィンが1番好きな行事なのでテンションが上がりました。 テンポの速い曲なので歌詞を噛まずに歌うのが 大変な箇所がありましたが ( 笑 ) ハロウィンの怪しい雰囲気を思い出しながら歌いました。お仕事で男性キーで歌うのは初めてですが、ハロウィンパーティを想像させる EDM サウンドと今の自分だからできる表現を聞いて頂きたいです。


中山咲月 ( なかやま・さつき )
1998 年 9 月 17 日生まれ、東京都出身、モデル・俳優 13 歳でモデルデビュー、ミステリアスでジェンダーレス な魅力のモデルとして雑誌や広告で活躍。
TBS 系ドラマ「中学聖日記」、 テレビ朝日系「仮面ライダーゼロワン」などに 出演、その端正なルックスが話題に。自身の誕生日に初のフォトエッセイ「無性愛」を発売、 書籍の中でトランスジェンダーで アセクシャルであることを公表している。自らが手掛けるファッションブランド「Xspada」も ユニセックスなデザインで高い人気を集めている。

トランスジェンダーで注目の中山咲月、「ドラガリアロスト」ゲーム内の イベントテーマソングに挑戦!中山咲月「Carnival」  画像 2/2


ゲーム「ドラガリアロスト」イベント「舞台の上の怪物人形」
テーマソング
中山咲月「Carnival」
★10 月 30 日より配信スタート!

中山咲月
Instagram:@nakayama_satsuki
Twitter:@nakayama_stsuk


ドラガリアロストは、人と竜が織りなすアクション RPG。主人公はアルベリア王家の王子として、 人と竜が住む世界を冒険し、契約したドラゴンの姿を借りて戦う「竜化」の力を用いて敵を討伐していく。
ドラガリアロスト公式サイト:https://dragalialost.com/jp/

●Quads( プロデューサー、作詞担当 )
音楽、ポーカー、ゴルフをこよなく愛する。
バンド、エンジニアリング、ゲームの企画開発・サウンドデザインの経験を生かし、
様々なアーティストのプロデュースを担当。

●brinq( 作曲担当 )
シティポップ ~ テクノまで、あらゆるジャンルをクロスオーヴァーしたサウンドと琴線に触れるメロディーラインが 特徴的なクリエイター。
lyrical school の minan を迎えて 1st アルバム「Magical brinq Tour」をリリース。
任天堂 ×Cygames によるゲーム「ドラガリアロスト」内の楽曲制作に携わり DAOKO とコラボした楽曲を多数手がける。


●Quads コメント:
今回の楽曲制作では、ゲーム内にはすでにハロウィンをテーマにしたDAOKO さんの DRIVE という楽曲がすでに存在するとのことで、違いを明確にしようと男性ボーカリストを探していました。 男性ボーカリストを探している最中に、知人からの紹介で中山さんと出会えて、ジェンダレス、 トランスジェンダーといった、自分の中に存在していなかった価値観をインプットさせていただくことができました。 今回の楽曲を制作することができ、大変嬉しく思います。 歌詞はコロナ禍によって、ハロウィンパーティーができない状況にありましたが、もし街や、友人の家、飲食店で 開催することができて、中山咲月さんが向かうとしたらこんな心持ちで向かうんじゃないかという想像の元、書いています。 ( 多分その辺に落ちているペンで顔をペイントすることはないかと思いますが笑 ) 中山咲月さんのビジュアルと一緒に楽しんでいただきたい楽曲です。

●brinq コメント:
今回のゲーム内ハロウィンイベントの楽曲ですが、独特のダークさと中山さんの声が絶妙にマッチした 1 曲になった と思います。ドラガリの楽曲自体がそこまでいわゆるゲーム音楽というよりか現代の音楽を思いっきり導入した形のものが 多いので、今のダンスミュージック感、trap や hiphop にある重いベースを軸にしつつ怪しげで華やかなハロウィンの イメージや中山さんの歌声に合うようなメロディや和音を想定して制作しました。
中山さんの歌ったdemo を聴いて、男性の声と間違えてもおかしく無いどこか少年感のあどけなさが残るこの世で唯一の 奇跡の声だと思いました。今まで様々な方々のレコーディングに立ち会って来ましたが、一番インパクトのある経験でした。 他にも色んな楽曲を聴いてみたい(できれば自分が作ってみたい)と思えたように、もう私自身もこの声のファンに なってしまいました。今後の音楽活動も楽しみにしてます。

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