水樹奈々、ももいろクローバーZなど、声優などをはじめとした人気歌手へ数々の楽曲提供で知られるシンガーソングライターのしほりが、2021年10月1日にアメリカ移住後初となるフルアルバムをリリースした。
アイドル曲で「歌われすぎ問題」と言われた『初恋サイダー』のほか、ももクロの『GOUNN』や『青春賦』など数々のヒット曲を生み出してきた彼女が、2018年に突然活動の場をアメリカに移したことは音楽界に大きな動揺を与えた。
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渡米後初めてリリースするオリジナルフルアルバム『MUTATION(ミューテーション)』は、彼女が4年もの間、まったくの新天地で過ごした成長の過程が音楽という形で記録されている。
その怒涛の日々は彼女にとって「変異(=MUTATION)」と呼ぶのがふさわしいものだったという。
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渡米後、コネクションがまったくない彼女が手探りで歩んできた軌跡は誰もが到底真似できるものではなかった。
例えば、昨年2020年にリリースされたチャリティシングル『The Real Folk Blues』ではビルボードチャート・ワールドデジタル部門で6位を獲得。
世界各国のクリエイターや声優をはじめ音楽プロデューサーの菅野よう子も飛び入り参加したほどの高レベルな企画でありながら、そのリードボーカルを担当したことで実力を見せつけた。
さらに同年末は、e-sportsでも圧倒的人気を誇るゲーム『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』のテーマソング『BATTLE QUEENS』の作詞・作曲をおこない、自らボーカルを務めるなど日本人初の快挙を成し遂げた。
その奇跡を表現するためにジャケット写真には、顔の左右それぞれに異なる奇抜なメイクが施され、別の生き物へと「変異」しようとしている姿を描いた。
彼女がアメリカでどのような「変異」を遂げたのか、その変遷を聞いて確かめてもらいたい。
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【しほり・コメント】
「『せっかく日本で積み上げてきたキャリアを不意にするつもりか?』という声も周囲から上がっていましたが、当時観ていた米ドラマ『Glee』の影響を受けて何となく直感で移住を決めたんです。
当時の盤石で安定感のある生活を続けるよりも、全く未知だけれども天井も計り知れないアメリカでの冒険をしたいという気持ちが抑えられなくなってしまったんですよね。
渡米直後は周囲が何を話しているのか全くわからないほどの状態でしたけど、今では現地のミュージシャンやプロモーターなどと仕事の交渉やメディアへの英語インタビューにも堂々と対応するまでに成長できました!
パンデミックを含めた激動のニューヨーク生活でサバイブするため、違う生物になるレベルの「変異」を遂げているように感じています。まだまだ変異し続けるしほりイズムを世界中に伝播させていきたい。
私がアメリカという地で遂げた「変異」がどんなものなのか、ぜひお聴き頂けたら嬉しいです」
しほり「MUTATION」ジャケット(※提供画像) 画像 16/16
【リリース情報】
「MUTATION」
発売日: 2021年10月1日
レーベル: SHERRY MUSIC
UPC: 697333003343
値段: ¥3,000 (税抜き)