ロックバンド・LAMP IN TERRENのドラムの川口大喜が2021年内をもってメンバーとしての活動を終了し、脱退することが発表された。
発表によると、本人からバンドマンとしてではなく、1ドラムプレイヤー、そして一社会人としてこれまでの環境を離れ、一度自分ひとりだけの意思で今後の人生を歩んでいきたいという相談があったという。メンバー、スタッフ含めて話し合いを重ね、川口自身の人生と目標を尊重し、意向を前向きに受け入れるに至った。
現在発表している年内のライブは川口を含めた4人で実施。また、現在進行しているベストアルバム『Romantic Egoist』の制作・リリース及び、ワンマンライブ「Branch」は結成15周年記念プロジェクトとして予定を変更することなく行う。
なお、9月30日(木)20:00よりLAMP IN TERRENオフィシャルYouTubeチャンネルよりライブ配信でメンバーより直接メッセージを届ける予定だ。
【川口大喜・コメント】
突然のご報告になってしまい大変申し訳ございません。
発表の通り私、川口大喜は今年をもちましてLAMP IN TERRENを脱退いたします。
今回の決断に至る最終的な申し出をしたのは今年の8月頃でした。
ただ、正直な話をしてしまうと、メンバーに脱退の気持ちを伝えたりというようなことは今回が初めてではありませんでした。過去にも何度か脱退の話をしたことがありましたが、その度に引き止めてもらい、ここまで続けてくることができました。
テレンの音楽が好きであったこと、松本の書く曲に惚れていたこと、そして応援してくれているファンの皆様、友や家族達の存在が自分がテレンに身を置いてきた理由であったことは確かです。
というか、それ以外ありません。
しかし、やはり変えられない、変わらないものが自分の中にはありました。
元々、能動的に動き、自分という人間を自分だけの意思で動かし、力を最大限発揮する、そのようなイメージを強く持つ自分であることから、今の環境のままでは放っておくことのできない疑問や不安、違和感を抱えており、これからの人生を考えた上で、もっと本質的な、もっと根本的なところで自分と向き合い、自問自答を重ねた末、この辺で一度今ある環境から飛び出し、新たに再スタートを切ろうと決心致しました。