失敗してもいいから、とにかく自分個人の意思を最優先に、やりたいこと、やるべきことをとことん追求し進んでいきたいと強く思っております。
悔いはありませんし、今後の自分にとってもこの決断はとても重要だと強く感じております。
気づけばテレンに加入して10年、20代のほとんどはLAMP IN TERRENの川口大喜として生きてきましたが、来年からは一人の川口大喜として、そして名前の通り自分をはじめ周りの方も大喜びできることをやっていきたいと思います。
改めて、今回の決断に真摯に向き合ってくれたメンバー、スタッフの皆様、そしてこんな自分に温かい言葉をくれた事務所の先輩方やアーティストの皆様、本当にありがとうございます。
そして最後に
ファンの皆様、今まで応援していただき大変感謝しております。
自分のドラムを好きだと言ってくれる、そしてテレンの音楽を好きだと言ってくれる皆様がとても誇らしいです。
来年からはもういなくなってしまいますが、今年いっぱいLAMP IN TERRENとしての川口大喜を最後までやりきります。
今後ともLAMP IN TERRENをよろしくお願い致します。
【メンバーコメント】
この文章は真ちゃんと健仁の気持ちを重ねて松本が文字を連ねています。個人的な話もすると思うので、前置き。
"バンド"は個々人の人生や目的、夢やその指標が交錯した所に脈を打つとても不安定な生き物です。だからこそ宿している美しさがあり、だからこそどうしても皆さんにとって前向きには受け取り辛いお知らせになってしまうのだろうと思います。
僕らも脱退の旨を聞いた時、寂しい気持ちが確かにありました。けれど個人の選択として頷ける点と、このバンドに身を置いている立場として「気持ちがここにないのに一緒に音を重ねる事なんてできない」という2点でわりとすぐ受け入れることができました。