ヴィジュアル系ロックバンド・Royzが2021年9月11日に、なかのZERO 大ホールにて全国ツアー『Royz SUMMER ONEMAN TOUR「Roar to Dawn」』のファイナル公演を迎えた。
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SEが流れ、ギターの杙凪ドラムの智也ベースの公大が登場。
最後にボーカルの昴がステージに現れ、イントロの音が聞こえると照明が明滅し、真っ赤に照らされる。
前回のツアーファイナルで異例の初披露をし、今ツアーで温めてきた楽曲『LEON』からのスタートだ。
昴の透き通った優しい歌声とデスボイスのコントラストが際立つ。
「始めようか中野ー!」の叫び声から『マーブルパレット』が続き、『PANDEMIC』『SACRIFICE』と徐々にダークでアグレッシブな楽曲へと変化していく。
『Royz SUMMER ONEMAN TOUR「Roar to Dawn」』ファイナル公演の様子 Photo by KEIKO TANABE 画像 2/6
『Royz SUMMER ONEMAN TOUR「Roar to Dawn」』ファイナル公演の様子 Photo by KEIKO TANABE 画像 3/6
ボーカルの伸びやかなソロから始まる『クロアゲハ』は、スクリーンにもクロアゲハが舞う映像が映し出される。
楽曲ごとに変わる映像は公大が制作に携わっており、映像や歌詞が加わることでよりライブの世界観に引き込まれ楽曲をさらに深く聴くことができるのだ。
「ワンマンツアーRoar to Dawnツアーファイナル、なかのZERO 大ホールにお越しいただきありがとうございます!無事にツアーファイナルを開催することができて本当に良かった。良いツアーだったから、一番最後を一番良い形で終わらせられたらと思っています。最後までよろしくお願いします!」と、コロナ禍の先が見えない不安な中でもファイナルを無事に開催でき、安堵の表情を浮かべていた。
今回のライブはソーシャルディスタンスを確保したレイアウトでの有観客ライブと配信の2つの形態で行われた。
事務所全体でライブの配信を積極的に取り入れており、新しいライブの形が構築されている。
