2021.08.24 公開
藤川千愛、ワンマンライブで新たなロックプロジェクトの始動を宣言

Photo by 石原汰一  画像 1/5

精神的にも、時間的にも、その後の影響を含めて、アイドルをやっていたことを私は——、ごめんなさい、すごく後悔しています。

こんなことを言うと「ソロ活動ができるのはアイドル時代があるからだ、少しは感謝したら」と言う人もいます。それが事実なのであれば、この先どんな音楽をやろうと、藤川千愛でいる限りそこに紐づけられて生きていかなければいけないのかと、3年間苦しみました。人によっては、つまらないどうでもいいことに聞こえるかもしれないのですけど、私には耐えがたいつながりで。だったら潔く名前を捨ててでも、ゼロからスタートしたいと思って、藤川千愛とは全く別軸でこれからは活動させていただきます。

ここに集まってくれているみんなには、私の楽曲から今日話したようなことを察してくれて、それでもずっと応援してくれていたみんなには、感謝しかありません。ありがとうございます。

私は藤川千愛という名前を捨てて、新しい道を進もうと思っています。これが今日伝えたかったことです。

新しいプロジェクトはPhatSlimNevaehというロックプロジェクトです。そこで私はギターボーカルの“ロク”として活動していきます。だからもう、そこでは藤川千愛とは呼ばないでいただきたいと思います。それでも応援してくれる方がいたらよろしくお願いします。」

藤川千愛、ワンマンライブで新たなロックプロジェクトの始動を宣言Photo by 石原汰一  画像 4/5

嗚咽も交えた10分にも及ぶ長い告白のあと、藤川はPhatSLimNevaehの1stステージとして10月17日のTSUTAYA O-Crest公演を発表。想いを出し切った藤川はバックバンドのメンバー紹介を兼ねたジャムセッションから雪崩れ込むように、敬愛するクリープハイプの「オレンジ」のカバーを披露。そしてアンコール3曲目、“藤川千愛”の休止を前にしたラストソングとなったのは1stアルバム収録ラウドロック「嗚呼嗚呼嗚呼」。これまで幾度となくライブで演奏されてきたこの楽曲だが、藤川とバンドはこれまで彼女たちが行ってきたライブの音量を遥かに凌駕する轟音でプレイ。ダブルアンコールを求める手拍子を背に、この夜のステージを降りた。名前を捨ててロクとなった彼女が次にどんなサウンドを聴かせるのか。感染対策のための規制退場でO-EASTを後にする私たちオーディエンスの耳には、アンコール最後の轟音が耳鳴りとなって残響していた。

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