一転、アコースティックコーナーでは、曲づくりのエピソードや思い出を交えながら織田哲郎(Gt.)と二人で「Crying」と「花火が終わる頃」を、マーティフリードマン(Gt.)とは「BLUE KNIFE」をしっとりと聞かせた。次は、今回ベーシストとしてツアーに参加しているコンプ(豚乙女)が作曲をした楽曲で、アプリゲームのサウンドになっている「白銀の風」を、ライブで初歌唱・初披露した。
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さらにゲストとして室姫深(Gt.)を迎え、室姫深が作曲をした、マーティフリードマンが大好きだという「LIE LIE LIE」、そして相川のライブでは欠かせないエバーグリーンとなった「ダリア-She Knows Love-」と続き、そのエモーショナルな展開に会場のファンは歓声以上の拍手と笑顔で呼応する。
終盤では「彼女と私の事情」「Sweet Emotion」「夢見る少女じゃいられない」ひとつひとつの歴史を噛み締めるように定番曲が続き、ロックディーヴァ相川七瀬の本領を発揮する。
本編の最後では、節目のライブでは決まって締めくくりに歌唱される定番曲「今でも…。」で客席と一体となってこのライブは終了した。
相川は何度も、このコロナ禍にこうしてライブが開催できたこと、そしてみんなの前で歌えることに感謝していた。毎年恒例で15年続いて来た夏祭りのようなこのライブが、相川にとってもオーディエンスにとっても、七夕の約束のように大切なものなのだと再認識できた素晴らしい1日だった。
なお、今年の25周年のアニバーサリーツアーは7月31日ZEPP TOKYO公演でファイナルを迎える。
この公演はWOWOWにて独占生中継されるので、参加できない方は是非チェックしていただきたい。
生中継!相川七瀬 25th Anniversary Tour 2021 -ROCK KINGDOM-
https://www.wowow.co.jp/detail/173675
7月31日(土)17時30分〜
