2021.07.02 公開
布袋寅泰、リリース記念オンライン・イベント開催!映画『Still Dreamin’ 〜布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム~』の制作も発表!

Photo by 山本倫子  画像 1/4

2021年、アーティスト活動40周年イヤーを迎えた布袋寅泰が6月30日、最新EP『Pegasus』、Live Film『40th ANNIVERSARY Live “Message from Budokan”』をリリースした。

【写真】映画の制作を発表した布袋寅泰(4枚)


リリースを記念して、HOTEI Official YouTube Channel にて、オンライン・イベント「布袋寅泰 40th Anniversary EP & Live Film リリース記念 スペシャルトークセッション」を、布袋作品にナレーションで参加したことのあるクリス・ペプラー氏をMCに迎えて実施。

布袋寅泰、リリース記念オンライン・イベント開催!映画『Still Dreamin’ 〜布袋寅泰 情熱と栄光のギタリズム~』の制作も発表!Photo by 山本倫子  画像 2/4

最新EP『Pegasus』に収録したリード曲「Pegasus」について布袋は「40周年第一弾リリースなのですが、今、コロナ禍だったり世界情勢など重い空気があるじゃないですか? そんななか気持ちを上がる曲をと思ったんだけど、やっぱりリアルな現代を描きたかったし。今はダークサイド、いろんな意味合いで。それぞれ自由が与えられた時代だと思うしね。同時に、自由を履き違えたり、人間の弱い部分が連鎖する、そんな空気があるじゃないですか? 問題定義をしながら、でも曲を聴き終えた後には、駆け抜けた爽快感や解き放たれた開放感ある。とにかく、はじまった瞬間から布袋節満載の……。昔はね、よくインタビューなんかで、ファンのみんなの期待を裏切るなんてことを軽々しく言ってたんだけど、期待通りがまずはベーシックで、期待以上の音を届けたいなって思いが強くなったし。どこを切っても布袋節満載の曲に仕上がったと思います。昔ながらのファンの皆さんには懐かしいリフだと思うんですよ。それこそBOØWYの頃を彷彿とさせる、あの頃から僕は変わっているようで変わっていないところがあって。でも、あの頃から自分のスタイルってあったと思うんです。40年間磨きをかけて、さらに布袋らしく届けられたのは嬉しいなと思っています。」と、自らのスタイルを解説した。

2曲目は、アコースティックで叙情的なメロディーが新境地を感じさせる「10年前の今日のこと」を収録。「自分の部屋で録ったんだけど、窓辺越しから見える冬から春を告げる日差しが暖かくてね。ちょうど10年前は震災があって、僕ら家族もロンドンに移住して来年で10年ですよ。10年ひと昔とはよくいうけど、自分の歩んで来た道をたどるような気持ちで……。スタッフに頼んであの頃のスケジュール帳を探したんです。ちょうどCOMPLEXが復興支援で、東京ドームで再結成の準備をはじめた頃で。忘れられないですよね。もちろん震災の爪痕はいまだに残っているし、終わってないし。でも、それを乗り越えようとしてきた強さがあるわけで。それが今は、パンデミックの中にいるわけで。この曲は、10年前を歌っていながらも今を歌っている歌だし。10年後、俺が70歳になっていて。うちの娘も今はもう19歳ですから。今を感じるための10年前なんですよ。とても気に入っている曲です。」

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