2021.06.23 公開
DIAURA10周年の集大成!さらなる高みを目指し独裁の庭を描いていく!

写真:株式会社フォーラム提供   画像 1/5

ヴィジュアルシーンを独裁することをコンセプトに掲げるヴィジュアル系ロックバンドDIAURA
結成10周年を記念しリリースされたベストアルバム『INCOMPLETEⅡ』を引っ提げ開催されたツアー『INCOMPLETE EDEN』が2021年6月20日、日本橋三井ホールでファイルを迎えた。

【写真】10周年記念ライブを行ったDIAURA(5枚)


SEが流れ、ステージにメンバーが登場。
曲の展開が美しく、メロディアス且つ激しさのある『RUIN』からのスタートだ。
破壊や破滅を意味する同楽曲は、歌詞の意味合いは違えどコロナによって失われた日常を変えたいという想いとリンクする部分がある。序盤ジェットスモークの特効もあり飛ばしていく。

DIAURA10周年の集大成!さらなる高みを目指し独裁の庭を描いていく!写真:株式会社フォーラム提供   画像 2/5

『倒錯症レジスタンス』のイントロが演奏されるとボーカルのyo-kaが「さあ始めようか、愚民ども!」と叫び、愚民が熱量を感じる振りで応える。(※愚民はDIAURAのファンの呼称)
声を出せない状況下ではあるが、それを感じさせないほどの熱気と会場の一体感はDIAURAと愚民が10年という月日をかけて築き上げてきた賜物だろう。

ベースソロとギターソロがある『FAKE[s] 』では、各楽器の音を1音1音しっかりと聴くことができ演奏テクニックが映える。各パートの演奏とボーカルの歌声でDIAURAの楽曲が成り立っていることを改めて実感させられる瞬間だ。

「気合いは入っているか、愚民どもー!ぶっ壊れる用意はできているかー!泣いても笑っても今日が最後!悔いのないように、最高の景色を作ろうぜ!素晴らしい独裁の庭にしようぜ!いいか!!」と、『BUG』やダークで攻撃的なサウンドと愚民の力強いヘドバンで会場が1つになる『REM』でオーディエンスを盛り上げ、ライブも後半戦へ。

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