2021.06.21 公開
THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」

「THE SAVAGE ON LINE LIVE」ライブの様子(※提供写真)  画像 1/11

男女混成のユニット「THE SAVAGE」が6月19日に初の単独配信ライブを開催した。
THE SAVAGE ON LINE LIVE」というシンプルなタイトルのライブは、同日予定されていた筈の有観客ワンマンライブ<THE SAVAGE LIVE’21 “THE FIRST RGB”>の代替公演。
2021年5月に緊急事態宣言が延長された時点で公演延期を決定したが、メンバーの強い希望により同日の配信に切り替えた。
彼らの意向を汲み取ったライブハウス「青山・月見ル君想フ」の協力で急遽「単独配信ライブ」が実現したのだ。

THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」「THE SAVAGE ON LINE LIVE」ライブの様子(※提供写真)  画像 2/11THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」「THE SAVAGE ON LINE LIVE」ライブの様子(※提供写真)  画像 3/11THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」DJ(※提供写真)  画像 4/11

多くのファンがカメラの向こうで見守る中、暗がりのステージに凛と立つ5人の姿。
「The Sun is Shining…」
NADiAがネイティヴな英語で語ってからデビュー曲「SunLight Yellow」。
始まりのこの曲から、彼らはゆっくりとその日の物語を描き始めた。
呼吸を整える事もなく、「Green Shade」「Cryin’ Blue Rain」と一気にキレの良いパフォーマンスを展開。
ライブ序盤は「ノせる」というより「魅せる」に特化した構成。

「胸がいっぱい過ぎて、何から話したらいいのか・・・」リーダーのNADiAが感動に声を震わせる。

THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」NADiA(※提供写真)  画像 5/11

単独公演を実現できた事に対する喜びを、個々のキャラクター全開で口々に語るメンバー挨拶。
「今日、雨が降ってたんですけど・・・傘なんていらないぜ!!ヴォーカルのTOMOYAです!!」
メンバー随一の天然キャラの無邪気なコメントで、和んだはずの空気を一瞬凍らせる。
「傘、一番さすタイプだよね?髪、一番気にしてんじゃん?」
TAKARAが巧いツッコミを入れて場を落ち着かせる・・・本当にバランスの良いチームだ。

ミドルナンバー「Viridian Mood」。
ここでも運動量は全く落とさないが、涼しい顔とは裏腹な、流れる膨大な量の汗が水面下の水鳥を彷彿とさせる。
優しいメロディのラストフレーズにある「貴方に逢いたい」というリリックに、彼らの今の感情の全てが集約されているように感じられた。

THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」TAKARA(※提供写真)  画像 6/11

ライブ中盤、彼らのバックでDJを買って出た彼らのサウンドプロデューサー「PART2STYLE」のNisi-P。
メンバーから勢いよく紹介されると、挨拶がわりと言わんばかりに、サイバーなDJプレイ。
そのまま、ユニット最大のブチ上げソング「Cobalt Half Moon」に連絡変化すると「魅せる」から「ノせる」モードに切り替える。
テンションを継承したTAKARAが、「Red-Eye Flight」をロックテイストで歌い上げて、一気呵成にカメラの向こうを焚きつける。

THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」NANA(※提供写真)  画像 7/11

続いてメンバーのソロダンスを披露するダンスチューン「BlackOut 4Style」。
「無観客」の特性を利用して、無人のフロア、2F席への階段、ステージを縦横無尽に使い分け、それぞれの得意ジャンルで目を引く。
「楽しかったーーーーーー」と「Gold Round」の直後に、思わず本音を叫んだNANA。
実は彼女は、この日が誕生日。それが、メンバーがどうしても「この日」に「ライブ」をやりたかった理由の一つ。
NANAの満面の笑顔に応える、メンバーの笑顔と「今日ライブが出来てホントによかった」という言葉から、彼らの強い「絆」が伺える。

THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」TOMOYA(※提供写真)  画像 8/11

TOMOYAが「僕達も(コロナ禍にデビューして)悔しい思いもたくさんしたけれど、音楽やパフォーマンスを届けられる事に感謝しているからこそできた曲です」
そう前置きしてからの「GrayWall Distance」。
 「だから 未来を行こう 霞んでしまう事を恐れずに」「いつも 未来を見よう 歪んでしまう事を恐れずに」
「コロナに負けずに笑顔で過ごせたらなと」そうも語った彼の無邪気で純粋な願いは、画面の向こうに届いた筈だ。

THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」「THE SAVAGE ON LINE LIVE」ライブの様子(※提供写真)  画像 9/11 THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」「THE SAVAGE ON LINE LIVE」ライブの様子(※提供写真)  画像 10/11

ライブ終盤にはタイトルすら決まっていない、未完成な「新曲」をフライングで本邦初公開。
アッパーな曲のテンションから、デビュー曲「SunLight Yellow」の別ver.「Crazy Yellow Mix」をリリックを変えて、同じく初披露。
自由奔放に進めてきた、彼らの物語もいよいよ終盤。

TOMOYAは、最後にスタッフとファンに感謝の気持ちを述べて深々と頭を下げる。
「ファーストシングルから『色彩』をテーマに曲を作って来たんですけども、今回のアルバム「THE WHITE STORY」ってタイトルにもあるように、まだまだ真っ白な僕達です。これからもっともっと沢山の色をつけていきたいなって思っています。」
自身の成長を誓う楽曲「THE WHITE STORY」を5人全員で歌唱してゆっくりとこの日の物語のページを閉じてゆく。

THE SAVAGE、初の単独配信ライブ開催「もっともっと沢山の色彩(いろ)をつけていきたい」YUYA(※提供写真)  画像 11/11

「本当にありがとうございました!!!」感極まった最年少のYUYAが曲の最後で叫ぶ。
「皆さんと素敵な時間をこれからも、もっともっと共有できるように5人で活動していきます!!」
いつの日か実現するであろう「有観客ライブ」への決意表明を以って初の単独公演は幕を下ろした。
デビュー1年未満での1stライブを実現したTHE SAVGEの宣言通り、これからも多種多様な色彩を魅せてくれるであろう。


【セットリスト】
THE SAVAGE ONLINE LIVE」
OPENING
M1 SunLight Yellow
M2 Green Shade
M3 Cryin’ Blue Rain
MC
M4 Lapis Lazuli Liberty
M5 Viridian mood
MC
M6 Cobalt Half Moon
M7 Red-Eye Flight
M8 BlackOut 4Style
M9 Gold Round
MC
M10 GrayWall Distance

M11 新曲
M12 SunLight Yellow(Crazy yellow mix)
Short MC
M13 THE WHITE STORY

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