2021.06.21 公開
大原櫻子が2年振りに行った全国ツアーが東京ガーデンシアター公演でファイナルを迎えた。
この全国ツアーは感染症予防対策の為、各会場での入場制限と会場内での予防対策を行った中、4/7の神奈川・横須賀公演を皮切りにスタートした。今回のツアーは1日にコンセプトが異なる2ver.の公演を行う初の試みのツアーとなった。
「P ver.」と銘打たれた公演は2020年に発売したアルバム「Passion」に収録された曲を中心とした内容、「L ver.」は今年2021年に発売したアルバム「l(エル)」収録曲を中心とした内容で、ほぼ違う内容となっていた。それぞれバージョンでテーマとなるアルバムの特徴が濃く出ており、「P ver.」はダンサブルな側面が多めに、「L ver.」は歌の側面が多めに出る内容で、両方を見ても違った角度で楽しめる作りのコンサートツアーだった。
東京ガーデンシアターで迎えたファイナル公演は、ツアーで熟成されたバンドパフォーマンスと大原櫻子の伸びのある歌唱が絶妙に交ざり合い、様々な活動経験を経て更に成長したライブパフォーマンスとなっていた。
大原櫻子 photo by 竹中圭樹 画像 3/5
最初に行った「P ver.」ではダンサーとの息の合ったパワフルなダンスやキャッチーな歌唱パフォーマンスを披露し、「L ver.」ではボートレースTV-CMソングとなっていた❝STARTLINE❞や、ラブソング❝抱きしめる日まで❞などの歌い上げ、特別にアリシア・キーズのカバー曲「Underdock」を披露するなど、観ても聴いても充実した内容となった。
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