2021.06.20 公開
BLUE ENCOUNT、初の横浜アリーナ・ワンマン公演を6/20(日)にWOWOWで放送・配信!

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4月17・18日の2日間にわたり、 初の横浜アリーナ・ワンマンを開催したBLUE ENCOUNT。 横浜は辻村勇太(Ba)の地元であり、 インディーズ時代には田邊(Vo・Gt)、 江口雄也(Gt)、 高村佳秀(Dr)が共同生活を送っていた想い出の地。 アリーナクラスは経験済みの彼らだが、 この場所で約2年ぶりに有観客ライブを再開することに意味があった。

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田邊 「バンドとしての自信がついた2019年に、 『横浜アリーナでやりましょう』と決意しました。 その年は納得のいく『SICK(S)』というミニアルバムをつくって、 夏にはドラマ主題歌も担当させていただき、 結成15年という節目でもあった。 ライブハウスを愛し続けていきつつ、 さらに大きい場所に挑戦できるんじゃないかな?と。 なので、 今のご時世を全く予期せず日取りを決めていたんです。 ステージでは、 1曲1曲やればやるほど取り戻せていく感覚がありました。 誰かから見れば不要不急かもしれないですけど、 “ライブという存在が無くてはならない人間たち″が集まっているんだな、 と」


セットリストは最新アルバム『Q.E.D』収録曲とテッパン曲を織り交ぜて構成した。 ダイブもモッシュも無く歓声も聞こえないコロナ禍の会場。 浮き彫りになったのは、 バンドの底力だった。

 

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高村 「『横アリだから何か特別なことしよう』という背伸びをしてやったことは一つもなくて、 自分たちの素の良さを出すための演出を盛り込んだ、 集大成みたいなライブでしたね。 『Q.E.D』は色が強い曲ばかりなので、 より想いを込めて演奏することができましたし、 『棘』と『ユメミグサ』の2曲をライブでできたことは自信に繋がりました。 特に『棘』は気持ちがすごく乗るというか、 『自分の音、 俺たちの音を聴いてくれ!』という無我夢中の感覚でできて。 自分たちはこういう曲をライブでできるようになったんだな、 と褒めてあげたくなるような1曲でしたね」

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江口 「『VOLCANO DANCE』はつくった時から『ライブで披露したら絶対カッコよくなる曲だろうな』と思っていて、 セットリスト的にも一番盛り上がる終盤のブロックに持ってきたので、 演奏していても楽しかったです。 コロナ以前だと、 例えばモッシュやダイブの量がライブの盛り上がりの指針の一つだったのが、 この環境になって、 『それ以外でいかにお客さんが楽しんでいるか?』によってバンドの力量が問われるようになっていて。 そんな中、 お客さんと僕らのコミュニケーションが上手く取れたし、 マスク越しでも伝わってくる感情があるんだな、 と。 それが分かったのが今回のライブの新たな発見でした」

曲間を繋ぐMCというよりも、 語りの中に曲が配置されているかのような、 言葉と音楽がなだらかに繋がる一連の流れ。 田邊は観客に「あなた」と呼び掛け、 あくまでも一対一として切々と想いを語っていく。 涙ぐむファンの姿も多々。 絶大な共感力が熱量を生んでいた。

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田邊 「僕は真っ向から自分の不安を露呈するタイプなので、 上から言うことをしたくないし、 諭したくもない。 『俺はこういうことで今シンドイ。 だからそれについて今考えてるんだけど、 どう思う?』ということなんです。 この1、 2年は特に、 そういう感覚でしゃべることが増えた気がしますね」

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横浜アリーナとはいえ、 「あくまでライブハウスの感覚でセットリストをつくった」と田邊。 <俺らの生きがいはコレだよ>という歌詞が状況にピッタリで大いに盛り上がった「ミュージック」は、 辻村の意見で追加されたという。


辻村 「田邊には『ここでこういうことを言いたい』という想いがあって、 主に決めてくれるんですけど、 パズル(のピース)がハマッていないこともあるんですよ。 その時にはみんなで『じゃあこの曲は?』と意見を出しながら決めています。 『ミュージック』は久々に披露したんですが、 僕らとしてはやりやすい曲だし、 (コロナ禍の制約で)『どうやって楽しんでいいかとか分からない』という中、 お客さんもこの曲ならちゃんとついてきてくれるだろう、 というところで選びました」

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田邊 「『LIVER』も久々で3年ぶりぐらいかな? 初めて横浜アリーナでライブをした2017年のフェスでも披露したんです。 その時に『横アリでワンマンやりてぇ!』と言った経緯もあり、 4年越しの想いを叶えての1曲でした。 声が出せないみんな対して俺がひたすらしゃべるくだりがあって、 『この時代に沿ったやり方ができたな』と。 お客さんのまばらなライブハウスを生き抜いてきたバンドマンが今真価を発揮できなくてどうするの?と思うんですよ。 デビュー1、 2年の新人だったらテンパる状況かもしれないですけど、 16年分の経験をしてきたバンドのアリーナというものを見せたかったんです」

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5月からはライブハウスツアー『BLUE ENCOUNT tour2021 ~Q.E.D : INITIALIZE~』を敢行中。 オンエアされる4月18日の横浜アリーナ公演を通じて、 伝えたいこととは?

辻村 「まず、 放送日が僕の誕生日なのは個人的にすごくうれしいですし、 ありがたいですね。 親に即座に伝えました(笑)。 『BLUE ENCOUNTはすごくエネルギッシュだよね』『元気をもらえる』とよく言っていただくので、 コロナ禍の今だからこそ特に観てほしいなと思います」

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田邊 「僕ら4人と、 来てくれたお客さんの喜びに満ちた顔を楽しんでいただきたいですね。 音楽という楽しさをまた一から手に入れた、 すごく貴重な日になったと思うので。 去年1年は配信ライブが多かった中で、 正直、 『こうやってライブもサブスクになっていくのかな?』と懸念した自分がいたんですけど、 やっぱりライブという生に勝るものはない、 と気付かされました。 音楽はどんな時代になっても死ぬことはないし、 ライブは“行かなきゃいけない場所″になるんだなって」

 


高村 「今こういう状況下でもライブをいつも通りやってるよ、 というのは伝わったらいいなと思います。 この映像を観て『ライブってやっぱりいいものだよね』ということを少しでも受け取ってくれたらな、 と。 そして『またライブに行きたいな』と思ってくれたら幸せです」

江口 「今のご時世で生まれたライブの形って、 たぶん一生、 この先に受け継がれていくものだなと思っていて。 みんながマスクをしているライブというのは、 観ようと思ってももう観られなくなるので、 マイナスに捉えるのではなく『むしろ貴重な体験をできたな』という感情で観てもらえれば、 と思います。 この状況が明けた時に『あぁ、 ああいう時もあったね』と思い出すこともできますし、 そういうポジティブな感情に変えてこの時期を乗り越えていきたいな、 と。 そういう映像にしたいですね」

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Q.E.Dとは、 証明完了を意味する数学用語。 田邊は終盤のMCで「無理すんな!」と連呼。 「“自分はこうです″と証明できる奴のほうが少ないんだから。 俺も分かんねぇ」とファンに寄り添い、 対等な立ち位置を崩すことはなかった。 そして「一つだけ、 ちゃんと証明できる答えがある。 あなたと一緒にいる時が一番楽しいです」と結んだ。 BLUE ENCOUNTとそのファンが、 ライブという居場所をいかに渇望しているか。 それを証明するような熱量のライブをぜひ、 番組を通じて体感していただきたい。


そして、 放送当日に開催される「#みんなでブルエン」チャットパーティに参加して、 ぜひ、 メンバーへの想いを届けてほしい!

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【番組情報】
BLUE ENCOUNT ~Q.E.D : INITIALIZE~』
6/20(日)よる6:00~[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
※放送翌日~1週間アーカイブ配信あり
※スマホやタブレットでも見られるWOWOWオンデマンドでは無料トライアル実施中
番組サイト: https://www.wowow.co.jp/blueencount/

【チャットパーティ概要】
「みんなでブルエン」チャットパーティ
ライブの放送・配信時間の15分前にオープン
6/20(日)午後5:45頃~ ※番組終了時間までを予定
イベント特設ページにてチャットルームを開設
<ご参加はこちら> https://comntly.com/event/FC0ETfeKG
※特設ページでライブ映像は配信されません
※特設ページはトゥギャッター株式会社のコメントサービス「Comntly(コメントリー)」を使用

【メンバー見どころコメント】
http://www.youtube.com/watch?v=VIEmPTBNAi8

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