2021.05.12 公開
【ライブレポート】Creepy Nuts、グルービーなサウンドでアゲまくりステージを盛り上げる!<JAPAN JAM 2021>

Creepy Nuts<JAPAN JAM 2021>(※提供写真)  画像 1/6

「まだ昼か!でもここから夜だと思って手を上げてくれ!」そう告げて始まったのが『よふかしのうた』。ライブで定番のアップチューンにJAPAN JAMのオーディエンスも爆上がり!ロック中心のイベントとはいえ、Creepy Nutsのステージはどうやら相性がいいようだ。

「声は出せねえけど、飛び跳ねたり手ぇ上げたりするのは合法らしいぞ!さぁ手ぇ上げろ!」。『合法的トビ方ノススメ』では、文字通り合法的なトビ方でR-指定があおると、オーディエンスも合法的なレスポンスをしっかりと返す。「JAPAN JAM、最高やんけー!」ステージ上の2人もこの光景にすっかりゴキゲンだ。

「100億点満点です。ありがとうございます!」喜ぶR-指定に対し、DJブースをガードするビニールシートに溜まった雨をタオルで必死に拭き取るDJ松永。「松永の精密機器的にはヤバいけど、野外フェスってこんなもんですよね!」そう笑うR-指定も雨の中で髪が顔に貼り付くとのことで、あわてて後頭部で髪の毛をまとめるなど、悪天候ならではのハプニングもちらほら。

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とはいえ、そんな天気をモノとせずステージはここからもヒートアップ。「いつもは"お客様が主演で僕らが助演"って言ってきたけど、今日は我々がHIP HOPから来た顔役でございます」そんなR-指定のメッセージから始まった『顔役』。怒涛の手拍子で盛り上がった『Bad Orangez』と、彼らはたった2人でフェスの大観衆を軽々と盛り上げ続ける。

「世界中が大変な状況の中で、今まで当たり前だと思っていたことにいろんな角度から向き合ってきました。日々しんどい中でネガティブなことが刺さったこともありました。でもそんな時だからこそ、胸を張って自分が天才や!最強や!と思って、もう一回赤ちゃんみたいな気持ちで向き合いたいと思っています」彼らがクライマックスに持ってきたのは『かつて天才だった俺たちへ』そして、その対になるかのような『バレる!』。グルービーなサウンドのつなぎで、流れるように心地よくステージは締めくくられた。

悪天候の中でも見渡す限りのオーディエンスが彼らのステージ前に集結。R-指定はその様子を目に焼き付けるかのように眺め、そしてうなずきながらステージを後にした。

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