5月4日（火）、株式会社ロッキング・オン・ジャパン主催のロックフェス「JAPAN JAM 2021」が千葉市蘇我スポーツ公園にて開催された。SUNSET STAGEに登場したSCANDALのライブレポートをお届けする。

【写真】SUNSET STAGEに現れた4人組ガールズバンドのSCANDAL(7枚)

新型コロナウイルス感染症対策に伴い、例年とは異なる形となった今回のJAPAN JAM。2021年４月時点の政府のガイドラインおよび、千葉県の「イベントの開催制限等について」「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請等について（4月24日）」に基づいた内容での実施となった。

SCANDAL＜JAPAN JAM 2021＞(※提供写真）  画像 2/7 SCANDAL＜JAPAN JAM 2021＞(※提供写真）  画像 3/7
あたりが薄暗くなり始める黄昏時、SUNSET STAGEに現れたのは、4人組ガールズバンドのSCANDAL。白を基調にした衣装を身に纏い、メンバーのHARUNA（Vo&Gt）、MAMI（Gt&Vo）、TOMOMI（Ba&Vo）、RINA（Dr&Vo）が現れると、楽器を手にしてオープニングの『セラミックブルー』が流れ始めた。

ボーカルHARUNAのハイトーンボイスがよく映えるこの曲は、軽快なロックサウンドが印象的。演奏が終わると、ステージ後方でドラムを叩くRINAと向かい合い『テイクミーアウト』が流れ出すと、大きな手拍子が沸き起こり、場内の熱気も加速していく。

「やばいじゃん！みんな最高じゃん！ちょっと久しぶりのフェスです！楽しいねー！既に皆さん最高なんですけど！！」興奮状態が続いているHARUNAがオーディエンスに向かって叫ぶと、そのままトークタイムに突入。今年はライブツアーSCANDAL MANIA TOUR 2021 requestが開催され、すでに各都市を回っていることから「ライブって最高！ライブって幸せ！マスクしていても、声が出せなくても、皆の感情がこっちに飛んでくるの！」と実感しているなど、今自分たちが心に感じていることを語った。

SCANDAL＜JAPAN JAM 2021＞(※提供写真）  画像 4/7 SCANDAL＜JAPAN JAM 2021＞(※提供写真）  画像 5/7

「その幸せをここでも感じたいので…、いっちょヤバイやつをやってみましょう！」ここでのHARUNAが発言したヤバイやつとは、SCANDALの歴史を感じてもらえるようなアーカイブ的なセットリストをJAPAN JAMで用意していたということ。これまでは自分たちをもっと知ってもらいたいという想いから、あえてフェスのオーディエンスがあまり知らないアルバム曲を選びがちだったが、結成15周年を迎えるタイミングも含めて、今回はSCANDALを代表する楽曲を中心に選んでいた。

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