2021.05.07 公開
のん、1周年を迎えた無観客配信ライブ開催!第1部はアコースティックでまったり配信

“NON OUCHI DE MIRU LIVE(#のんおうちで観るライブ)“第2部 ライブの様子 Photo by 南賢太郎(FOCUS STUDIO)  画像 1/8

昨年5月に始まった のんの無観客配信ライブ、“NON OUCHI DE MIRU LIVE(#のんのん おうちで観るライブ)“が1周年を迎え、記念ライブが5月4日(祝・火)に開催された。

【写真】のん、無観客ライブで爆音の圧巻パフォーマンス(8枚)


通算10回目となったこの日のライブは2部構成。第1部はアコースティック編成、第2部はバンド編成でのパフォーマンス。"のん おうちで観るライブ"は通常、ギタリストのひぐちけいとのふたりでのトーク&ライブだが、1周年記念ということもあってベースになかむらしょーこ、ドラムにナガシマタカトを加えてのバンド編成で臨んだ。

のん、1周年を迎えた無観客配信ライブ開催!第1部はアコースティックでまったり配信“NON OUCHI DE MIRU LIVE(#のんおうちで観るライブ)“第2部 ライブの様子 Photo by 南賢太郎(FOCUS STUDIO)  画像 2/8 のん、1周年を迎えた無観客配信ライブ開催!第1部はアコースティックでまったり配信“NON OUCHI DE MIRU LIVE(#のんおうちで観るライブ)“第2部 ライブの様子 Photo by 南賢太郎(FOCUS STUDIO)  画像 3/8 のん、1周年を迎えた無観客配信ライブ開催!第1部はアコースティックでまったり配信“NON OUCHI DE MIRU LIVE(#のんおうちで観るライブ)“第2部 ライブの様子 Photo by 南賢太郎(FOCUS STUDIO)  画像 4/8 のん、1周年を迎えた無観客配信ライブ開催!第1部はアコースティックでまったり配信“NON OUCHI DE MIRU LIVE(#のんおうちで観るライブ)“第2部 ライブの様子 Photo by 南賢太郎(FOCUS STUDIO)  画像 5/8

20時から始まった第2部は、のんにとっても久しぶりのバンドとのパフォーマンス。ドラムの1・2・3のカウントから4人のメンバーの楽器が一斉に火を吹く。オープニングはのんが敬愛する元GO!GO!7188のアッコとユウ(チリヌルヲワカ)が書き下ろした「やまないガール」。『色んな物が中止になってしまいました。せっかくだから、この悔しさをみんなで一緒に吐き出しましょう!騒げぇ!』と画面の向うにいるオーディエンスに向けて煽り、続く「スーパーヒーローになりたい」になだれ込む。第1部はトークの時間も多めに取られたが、第2部ではMC少なめでテンポよく演奏をしていく。

"のん おうちで観るライブ"は毎回のんが披露するコスチュームも人気。今回のテーマはvol.1時のウェスタン・ルックをアップデートした衣装。のんは白いフレア袖のロンTに、サイケデリック・ムーブメントのフラワー・チルドレンを彷彿させるかぎ針編みのフラワー・ニット・ベストを纏い、黄色いフリンジのイヤリング。ボトムスはファイヤー・パターンのサテンパンツ。ひぐちけいもファイヤー・パターンのレザー・ベストにウェスタン・シャツとカウボーイ・ルック。ドラマーのナガシマはウェスタンカラー・シャツ、首元はバンダナ。ベーシストのなかむらはウェスタン・シャツにスエード製のフリンジでできたケープを羽織る。メンバー4人でウェスタンの世界観を統一させた。
中盤には、のんが初めて作ったという「へーんなのっ」と、バディでもあるひぐちけいと初めて共作した「僕は君の太陽」。いずれも思い出深い楽曲を続けて演奏。「僕は君の太陽」は第1部でも披露されたが、それぞれアレンジが違い、どちらも甲乙つけがたい素晴らしさ。ひぐちけいは『小さいところにいたあの曲が、(バンドアレンジで)大きくなったよう!』と顔をほころばせる。


サポートで入ったナガシマタカトはひぐちけいを通じて知り合い、のんが監督・脚本・主演を努めた映画「Ribbon」の劇伴にも参加した。なかむらしょーこもひぐちけいの紹介で今回のライブに参加。ふたりとも、ライブでの共演はこの日が初めてながら、息のあった安定感ある演奏をした。ナガシマのズシンズシンと地響きを立てる重厚なドラミング、なかむらの地を這うような畝るベース。この強力なリズム隊が加わることで、のんとひぐちけいは水を得た魚のように、自由闊達に跳ね回る。さらにPAを担当した名匠、DUB MASTER Xの存在も大きい。配信の視聴環境がPCやスマホでも伝わるよう、奥行きがあるサウンドを丁寧に作りあげる。

「ナマイキにスカート」ではこの新加入リズム隊がディスコ・ビートを刻んで炸裂。ひぐちけいの弾くオリエンタル風のギター・リフと相俟って、80年代のディスコ・ミュージックのような趣きに。このリズムに合わせ、のんもキュートなダンスを披露するとタイムラインには『可愛い!!』のコメントが続々と寄せられる。

のん、1周年を迎えた無観客配信ライブ開催!第1部はアコースティックでまったり配信“NON OUCHI DE MIRU LIVE(#のんおうちで観るライブ)“第2部 ライブの様子 Photo by 南賢太郎(FOCUS STUDIO)  画像 6/8
そして有観客ライブではお馴染みのコール・アンド・レスポンスに。のんが『さーーわーーげーー!!!』と叫ぶと、オーディエンスはバンドが出す音に合わせて画面の向うで『おおおおおおーーー!!!』と応じる。完全リモートのコール・アンド・レスポンスだ。これにはのんも『うぉーきたーー!みんなありがと!じゃあ、みんなと繋がったのがわかったから、ラストに向けてこのまま行くよ!』と「タイムマシーンにお願い/シブヤデアイマショウバージョン」に突入。2017年にリリースしたのんのデビューEP「オヒロメ・パック」に収められた曲。なんと、この曲だけ、画面のスクリーンショットが解禁となり、SNSにはライブ写真が多数投稿された。ステージ中央に仁王立ちし、トレードマークの赤いテレキャスターをかき鳴らしながら熱唱する姿はロックの神様が降臨したかのような、神々しさ。鬼気迫るパフォーマンスは、画面の向うをも圧倒したこと間違いない。のんの髪型がネオ・リーゼント・スタイルでもあったせいかタイムラインには『エルヴィス・プレスリーに見えた!!』という声に加え、『のん史上最強・最熱のステージ』『神がかってる!!』と絶賛のコメントが並んだ。

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