2021.05.05 公開
【ライブレポート】ポルカドットスティングレイが1年半振りの生ライブで、ドキドキの新曲初披露。<JAPAN JAM 2021>

ポルカドットスティングレイ<JAPAN JAM 2021>(※提供写真)  画像 1/5

5月2日(日)から5日(水・祝)の4日間、千葉市蘇我スポーツ公園にてGW最大規模の音楽フェス「rockin’on presents JAPAN JAM 2021」が開催されている。本記事では5月3日、昼のLOTUS STAGEに登場したポルカドットスティングレイのライブレポートをお送りする。

ウエストが見えるほど大胆にカットされたアディダスのTシャツに、裾が長めの真っ赤なシャツをはおり、タータンチェックのロングスカートという出で立ちで雫(Vo./Gt.)が登場。その途端、会場中の目線は彼女に釘付けに。1曲目『トゲめくスピカ』を凛とした姿で歌い、そのままのテンションで『SQUEEZE』が展開すると、そのリズミカルな曲調に、会場から一斉に手拍子が鳴り響く。それに応えるかのように観客の一人ひとりに手を振る雫。


「やー!久しぶり。すごいよコレ。我々1年半ぶりのシャバでのライブだからね。今日はみんな声出しちゃダメってことで、すべての喜怒哀楽は拍手で表そう!でもみんながとっさに拍手を出せなかったら困るから、ユウくん何か振ってみて」。雫からムチャ振りされたウエムラユウキ(Ba.)は、とっさに「晴れてよかったー」とシャウト。すると観客から大きな拍手が湧き起こった。

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「みんな優しいけん。本当はスベってるかも…。凍えそうだ!」こうして始まったのが「凍えそうさ」のフレーズで始まる『FICTION』。この曲ではボーカルの雫もギターを抱えてのパフォーマンスを展開。サビでは高音のシャウトを晴天の空に心地よく響かせた。

「いち、に、さん、し!」雫の掛け声から始まったのは、人気バラエティ番組に採用されておなじみになった『ICHIDAIJI』。耳馴染みのあるイントロのリズムが流れると、会場中が一斉にジャンプ。自然発生的に手拍子も沸き上がる中「かかって来い。JAPAN JAM」雫は吐息混じりに観客を挑発した。

「私、かしこいけん。アウトロの間に水飲もうとしたら、風がすごくてストローがとんでもないことになっとった」会場を和ませつつ、雫は5月26日に計4曲が収録された新作CDをリリースすることを告知。さらに秋には待望のツアーも決定しているポルカドットスティングレイが、この日のクライマックスに選んだのは2つの新曲だった。

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「緊張してますが、一回もやったことない新曲やるんで聞いてください」と、まずは『ダイバー』を披露。疾走感あふれるギターの早弾きから、ポルカらしいサビへと続くと、間奏では会場中から拳があがった。曲の後半には怪しげなテンポの変調などもあり、聴く側を飽きさせない新曲の手応え上々のようだ。

「これで帰りのクルマで幸せな眠りにつける!」すっかりゴキゲンな雫が最後に歌ったのが、もうひとつの新曲『青い』。厚みがあり聴き応えのあるサウンドに乗せて、雫がささやくような声で歌い出す。さわやかなサビから、伸びやかな声で締めくくられるこちらの新曲も、また違った趣きがありステージは最後までテンポよく盛り上がった。

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JAPAN JAM 2021
5月3日 LOTUS STAGE / ポルカドットスティングレイ セットリスト:

M01:トゲめくスピカ
M02:SQUEEZE
M03:FICTION
M04:女神
M05:ICHIDAIJI
M06:ダイバー
M07:青い

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