「皆さんこんにちは!きゃりーぱみゅぱみゅです。1年数か月ぶりのステージ…JAPAN JAMが開催できてよかったです!」
久しぶりのライブステージに喜びながらも、強風に煽られて「ううう~」とうなる姿もライブだからこそのプチハプニング。「風ヤバない!?ちょ…!風すごいから!!」絶対に麦わら帽子が風に飛ばされないようメイクさんにお願いしたことなど、控え室でのウラ話をしてくれる、そんなたわいもない話に場内のオーディエンスはニヤニヤ顔。
ハウルの城のキャラクター、ソフィーをイメージしたという衣装のネタバラしをはじめ、「カモン!とか勝手に言うので手を挙げてもらえると嬉しいです!」など、自分のライブを初めて見る人に気遣う言葉を投げかけてくれた。
オーディエンスの心をガッチリ掴んだ後にくる曲は、モンスターポーズでお馴染みの『ファッションモンスター』。場内に向かって拳を突き上げながら「ハイ!ハイ!」の掛け声に合わせて、みんなで大ジャンプする姿は圧巻の一言。そのままの勢いで「かまいたち」でテンポよく進めていく。歌とダンスをこなす一方、風で帽子が飛ばないよう気にする姿もリアルなライブだからこそ見られるお楽しみだ。
「みんなで踊るよ!」と煽りを入れて流れ始めた『にんじゃりばんばん』では、オーディエンスのテンションも最高潮!快晴のステージで一気に駆け抜けたところでMCタイムに突入した。
「水分補給しっかりしてくださいね!」オーディエンスの体調を気にかけながら、再び始まるきゃりートーク。以前、フェス期間中に自分の名前をエゴサーチしたところ、きゃりーぱみゅぱみゅのライブ時間になると「昼メシだわ」「きゃりー休憩!」のような投稿を見つけていたのだとか。「本人見てるから!」と笑いのネタにしながらも、今まさに歌っていた「にんじゃりばんばん」が、スティーヴ・アオキ氏のリミックス版であり、実はきゃりーぱみゅぱみゅもロックが入っているということをあらためて気付かせてくれた。
「まだまだ盛り上げていきたいですけどいいですか!?」ライブパフォーマンスが終わりに近づいてきたラスト2曲は『キズナミ』と『最&高』。歌の合間に「せーの!」とタイミングを合わせることで、オーディエンスの踊りも息ぴったりだ。