間髪入れずにオーサム流のパーティーチューン「Don't Think, Feel」を披露。コロナ禍での開催とあって、ソーシャル・ディスタンスが取られたフロントエリアでも観客は思い思いに体を揺らす。特徴的なシンセフレーズと共にオーディエンスのクラップを煽るとatagiが「今夜だけは間違いじゃない事にしてあげるー!」と高らかに叫び、5曲目をスタート。4つ打ちの軽快なリズムに会場のボルテージは一気に駆け上がっていく。
MCパートでatagiは、「どうもありがとうー!楽しんでますか?JAPAN JAM」、「無事このイベントが開催できたことを僕たちもうれしいと思うんですけど、それと同時によく信じてチケットを取って来てくれました。ありがとうございます。みなさんに改めて感謝の言葉を伝えたいと思います」と会場に駆けつけてくれたファンへの感謝の気持ちを語った。
そしてatagiは続けて「つい先日リリースした楽曲をやりたいと思います。またたき」と言い、4月21日にリリースされたばかりの新曲「またたき」へ。しっとりとした切なげなナンバーに、PORINの凛とした佇まいとハイトーンが重なり、より一層心が締め付けられるような切なさがこみ上げてくる。
Awesome City Club
そしてラストを飾る楽曲は、映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングとしてリリースされ、各配信サイトで上位にランクインするなど、多方で話題を呼んでいる「勿忘」だ。男女ツインボーカルの憂いを帯びたハーモニーが、会場中を切なげな雰囲気に染め上げた。最後にatagiは、「今日はどうもありがとう。Awesome City Clubでした!この後も楽しんで」と言ってステージを後にした。
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