2021.04.18 公開
【ライブレポ―ト】Little Glee Monster、史上最大規模の全国アリーナツアーを4人で完走!!

Little Glee Monster(photo by Yusuke Satou)  画像 1/13

5人組の女性ボーカルグループ、Little Glee Monster(通称:リトグリ)が4月18日(日)にさいたまスーパーアリーナにて、キャリア最大規模となる全国アリーナツアー「Little Glee Monster Arena Tour 2021“Dearest ∞ Future”」のファイナル公演を行った。

【写真】史上最大規模の全国アリーナツアーを4人で完走したLittle Glee Monster(13枚)


リトグリは今年1月20日(水)に全49曲を3枚のCDに収録した初のベストアルバム『GRADATI∞N』をリリース。1月27日(水)、28日(木)の東京・日本武道館公演を皮切りに、有観客による全国アリーナツアーをスタートさせた。二度目の緊急事態宣言を受けて、広島と仙台の公演はやむなく中止となったが、大阪城ホール、日本ガイシホール、さいたまスーパーアリーナ(全て2デイズ)公演を実現。昨年12月から体調不良のために活動を休止している芹奈が不在の中、かれん、MAYU、manaka、アサヒのメンバー4人で全国アリーナツアーを完走した。

【ライブレポ―ト】Little Glee Monster、史上最大規模の全国アリーナツアーを4人で完走!!Little Glee Monster(photo by Yusuke Satou)  画像 2/13 【ライブレポ―ト】Little Glee Monster、史上最大規模の全国アリーナツアーを4人で完走!!Little Glee Monster(photo by Yusuke Satou)  画像 3/13

ライブはリトグリの歌声やハーモニーの魅力が存分に詰まったエールソング「I BELIEVE」で躍動感たっぷりに幕を開け、CMソングとしてヒットした「世界はあなたに笑いかけている」や「青い風に吹かれて」など、会場に集まった大勢の観客の笑顔とクラップを引き起こす楽曲を続け、ライブならではのオーディエンスとの一体感を生み出した。そして、NHKラグビーテーマソング「ECHO」では右手を高々と掲げて赤く燃える情熱を歌ったあと、アサヒは会場をぐるりと見渡し、「この広さ、感動しますね。しかも、今日はツアーファイナルということで感慨深いです」と語ると、かれんは「皆さんと直接、顔を見ながらライブができる幸せに気づきました」と感謝の気持ちを伝えた。

ここから、ファンキーなディスコチューン「Be My Baby」や「Baby Baby」、ラテンビートの妖艶なR&B「move on」や「SPIN」など、洋楽的アプローチにチャレンジした楽曲で年齢や経験を重ねた上で獲得した新たな一面を見せ、全編英語歌詞のダークなエレクトロニカ「Waves」では、生の多重コーラスと深みと激しさを増した歌声で観客を圧倒した。

衣装を着替えた後半は振ると音が鳴る“コーレスバルーン”を持って登場。中学生のメンバーもいた頃の初期の楽曲をメドレーで明るく元気にパフォーマンスした後、カラオケ人気の高い「いつかこの涙が」や世界的なアカペラグループのペンタトニックスとコラボした「Dear My Friend」を感情たっぷりに歌い上げた。仲間との出会いや別れ、再会の約束を込めた2曲のバラードに続き、manakaが「新生活で不安を抱えている方もいらっしゃると思いますし、頑張れる日ばかりではないと思います。私たちもそんな日がありましたけど、歩き続けたら、そんな日も大切に思える自分がいるなと、メンバー5人で話していて歌詞を使った曲があります」と語り、メンバー作詞による「足跡」をドラマチックに歌唱。

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