2021.04.14 公開
僕らのポプコンエイジ・オンライン2021、初の2日間開催決定!!

僕らのポプコンエイジ・オンライン2021(※提供画像)  画像 1/9

21世紀に入り、音楽のフォーマットは目まぐるしく変化し名曲が生まれにくくなっているが、昭和の時代にヒットした多くの曲たちが様々なアーティストによって歌い継がれ、若い世代からの再評価も非常に高い。ここ近年ではレコードやカセットがブームになっており、デジタルにはないアナログなものが求められているようだ。便利な世の中になることで、おろそかにしがちな人と人の「温もり」のようなものに飢えているのかもしれない。この「僕らのポプコンエイジ」は世知辛い日々の暮らしの中で、つい忘れがちになるかつての宝物を思い起こすことのできる、温かな空間なのである。

この「僕らのポプコンエイジ」を体感する事で、かけがえのない名曲たちを次世代に伝えて行きたいと強く感じたが、今後毎年同じ時期に、お互いに元気な姿を確認し合えるような安らぎの場所になることを願ってやまない。

TEXT: 長井英治

僕らのポプコンエイジ とは…:

1969年、アマチュアのための作曲コンクールとして合歓の郷で始まった「ポピュラーソングコンテスト(通称ポプコン)」。
ここから、井上陽水、佐野元春、長渕剛、世良公則、玉置浩二、中島みゆきなど、数え切れないほどの実力派ミュージシャンが羽ばたいていきました。

ポプコンと並行してヤマハは、バンドを対象とした「ライト・ミュージック・コンテスト(LMC)」、関西の「8.8 Rockday」や関東の「EastWest」、そして各国のアーティストを日本武道館に結集させた「世界歌謡祭」なども開催。新たな音楽が生まれる土壌を整えるとともに、テレビとラジオの双方で展開した音楽番組「コッキーポップ」を通じ、コンテストで生まれた楽曲の数々を全国へと発信し続けました。

地区予選や周辺のコンテストまで数えると、1970~80年代中盤までに登場したフォーク・ロック系ミュージシャンのほとんどがヤマハの洗礼を受けたといっても過言ではありません。チューリップ、オフコース、サザンオールスターズ、シャネルズ(ラッツ&スター)、チェッカーズ、久保田利伸…大成したアーティストだけでも枚挙に暇がないほどです。

そしてまた、その時代をともに過ごしたリスナーたちも同様です。アーティストと思いを共有し、一体となって、新しい音楽のムーブメントを築き上げていったのですから。

音楽は常に思い出とともにあり、自分が歩いてきた人生と切り離せないもの。いわば永遠にきらめく宝物ですが、それがあの頃の名曲たちだと胸を張って思える世代が、まさしく「ポプコンエイジ」なのです。

あなたの人生を彩る、大切な1曲は何ですか? あなたも心の同窓会に参加しませんか? そして、ポプコンエイジを代表するアーティストたちと一緒になって、楽しいステージを作ろうではありませんか。

懐かしい思い出を呼び覚ます名曲の数々はもちろん、当時では考えられなかった夢のコラボレーションなど、趣向を凝らしたステージと心弾むひとときがあなたを待っています。
                                                        
TEXT:中崎あゆむ

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