そして、ついにパフォーマンスがスタート。素肌にジャケットというスタイルで、鍛え抜かれた腹筋をあらわにする衣装をまとったミンホを先頭に、薄暗いステージに並ぶメンバー。怪しく“Don’t Call Me”と繰り返すフレーズに合わせメンバーそれぞれの顔が見えるようにフォーメーションを変えると、キーが強気なラップを畳みかける。
前半はテミン、キーと歌い継ぎ、ミンホ、キーのラップの掛け合いからオンユのメロディアスなフレーズへと流れる展開で、電話をかけてくる元恋人を冷たくはねつける歌詞の世界を男らしく表現する。
そして、再び“Don’t Call Me”と繰り返すパートから、サビへと展開していくと、足で細かいステップを踏みながら、指の動きが印象的な振付で、冷たくはねつけながらも、気になってしまう元恋人への複雑な思いを歌う。
オンユとテミンの力強くも美しさもたたえる歌声から後半に入ると、ミンホが予告していたピアノの音に合わせて踊る間奏パートへ。ダンサーがステージ袖へ捌け、メンバーだけで中央に円を作り、ピアノの音に操られているかのようにも見える細かな動きで魅せる。
そこから曲はクライマックスへ。再びステージに戻ってきたダンサー陣とともに、テミンの言う「パワフルなパフォーマンス」で完遂。単に力強いだけでなく、SHINeeらしい繊細な表現と、メンバーそれぞれが歳を重ねる中で得てきた大人の色気も交えて、これぞ“最新のSHINee”というステージで圧倒した。
SHINee(※提供写真) 画像 4/6
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パフォーマンス後も、番組に参加したSHINeeのメンバー。好きなダンス曲について問われると、テミンはKAT-TUNの「Real Face」を挙げ「韓国では動作を一つに合わせるダンスが流行だった中、自由でありながらも音楽を表現するのが格好良かったです。中学生の頃にMステを見て驚きました」と思い出を語るなど、9年7ヶ月ぶりの出演となったMステを最後まで楽しんだ。
久々のSHINeeのMステ登場に、番組がスタート前から「#SHINeeMステ出演」がトレンド入り、さらに日本活動のサプライズ発言も相まって、「#Dont_Call_Me」「SHINee」「シャイニー」「シャヲル」やメンバーの名前などSHINee関連ワードが多数トレンド入りするなど、「トレンドに入れたい!」と言っていたキーの宣言通りとなった。
