コロナの感染拡大の影響を受けて延期となっていた、牧野由依の15周年と誕生日を祝う有観客ワンマンライブ「YUI MAKINO LIVE CONCERT FIVE6TRHEE7」が、4月2日(金)恵比寿ガーデンホールにて有観客と配信のハイブリッド型で開催された。
【写真】15周年と誕生日を祝う有観客ワンマンライブを開催した牧野由依(6枚)
ストリングスのイントロから幕を開き、TVアニメ『ARIA The NATURAL』のオープニングテーマ曲だった「ユーフォリア」、「もどかしい世界の上で」でスタート。
『みんなの姿が見えて、早くも泣きそうになった!』と最初のMCで語った牧野。
「スピラーレ」「碧の香り」、ピアノに移動し、「シンフォニー」としっとりと落ち着いたムードで3曲続けて聴かせた。
アニメ『ARIA』シリーズで牧野に出会ったファンにはたまらないオープニングブロックのセットリストだったことだろう。
牧野由依(※提供写真) 画像 2/6
牧野由依(※提供写真) 画像 3/6
今回のタイトル 『FIVE6THREE7』はデビュー日から最初に予定していたワンマンライブ(1月23日)日数“5637”を表現したものであることを話しつつ、次のブロックへ。
「Colors of Happiness」「お願いジュンブライト」「ユメノツバサ」「ふわふわ♪」では、大人のムードからは一転、会場を笑顔で包みこむ明るい歌声で湧かせた。
この日のための「15曲、15分、15周年メドレー」を披露。『15周年で、たくさん聞いてもらいたい曲もあって、どうやったらその気持ちを魅せられるかなと』考えた時に、思いついたアイディアとのこと。彼女のそばには、15分を計測するためのモニターも登場。
タイマーで計測しながら、15年の歴史を15曲のメドレーで表現、ぴったり15分間の演奏を無事終えたときには、客席からの拍手が鳴り止まなかった。
そして、すでにライブもラストスパート。前半のクラシカルな雰囲気とは打って変わってのバンドアンサンブルで、「secret melody」「synchronicity」「Brand-new Sky」「Reset」「Cluster」5曲をパワフルにたたみかけ、会場も配信も盛り上げた。