ここで一旦ランキングの発表はブレイク。本来は2月26日、27日が苗場公演の予定日だったことに触れ、ピアニストで「永遠(とわ)に」の作曲者でもある苗場公演にはおなじみの妹尾 武を呼び込む。6人は苗場の思い出を語り合い、妹尾 武がオリジナルのピアノ曲「サクラ咲ク」を披露。再びゴスペラーズがステージに姿を表し6人で延期となってしまったファンクラブツアーで演奏予定だった「Simple Words」を奏でた。妹尾 武を送り出しトークは3月10日にリリースされるアルバム「アカペラ2」の話題に。18年4ヶ月ぶりのアカペラアルバムとなる今作を「220ヶ月待ちましたよ」と北山陽一は語り、アルバムに収録される「誰かのシャツ」「風が聴こえる」を続けてライブ初披露した。
バンドメンバー本間将人、荻野哲史、坂東 慧、田中“TAK”拓也、佐藤雄大を紹介し、ここからカップリングリクエストランキングの後半戦がスタート。後半は北山陽一が発表を担当し、5位「Beginning」4位「AIR MAIL」がコールされた。「Beginning」は20世紀最後のシングルに収録され、大晦日の除夜の鐘をイメージした楽曲であったことを告白。「AIR MAIL」は今回のカップリングリクエストランキングでは一番リリースが早いシングル「待ちきれない」に収録されている楽曲でありレコーディング時のエピソードも公開された。
ここで惜しくもランキングに入らなかった11位から15位の楽曲を発表。後日、ランキングの20位までオフィシャルサイトで発表されるので楽しみに待とう。
ランキングに戻り、3位「シークレット」2位「PRINCESS☆HUG」が発表され、アップテンポなナンバーが2曲並び、ライブ構成まで考えられた結果になったとメンバーは感嘆した。
ここまではハイスツールに座り、落ち着いた雰囲気で歌っていたゴスペラーズだが、この2曲は軽快なダンスを魅せた。
そして、いよいよカップリングリクエストランキング1位の発表へ。
対象となった38曲の中で栄えある1位に輝いた楽曲はシングル「ひとり」のカップリングである「東京スヰート」。根強くファンに人気のある楽曲だけに「殿堂入りでいいのでは」とメンバーも呟く。カップリングリクエストランキング1位の楽曲なので特別に「東京スヰート」のDEMO音源も初オンエア。情熱溢れる歌唱から衝撃の「痛い…痛くない…」という歌詞にはメンバーも抱腹絶倒し、ステージに膝をつく。演奏には共作者の妹尾 武も参加し、「今日はどうもありがとう」と感動的に「東京スヰート」を歌い上げた。
