2016年デビュー10周年を迎えたアジアが誇るモンスターグループ"BIGBANG (ビッグバン)"が、12月29日(木)に京セラドーム大阪公演を行い、4年連続の日本ドームツアー【BIGBANG10 THE CONCERT : 0.TO.10 -THE FINAL-】のツアーファイナルを締めくくった。
3日間ともに5万人超満員で埋め尽くされた京セラドーム大阪。ライブのオープニングを飾ったのは日本メジャーデビュー曲「MY HEAVEN」。荘厳なストリングスに乗せメンバー5人がステージに登場するや5万人の割れんばかりの歓声が会場を包み込む。そしてステージ左右に設置された2台のフロートに乗り込みアリーナ外周を周り始めると、1曲目からメンバーを間近にしたスタンドのファンの興奮はピークに。さらに続く「WE LIKE 2 PARTY」「HANDS UP」というパーティチューンが続き、ボルテージはすぐさまマックスへ。そして「ガラガラ GO!!」では会場全体の大合唱が巻き起こり、ソロ、ユニットでのステージへ続いて行く。
MCパートでは、来年2月に軍隊への入隊を控えたT.O.Pから「今日もステキな思い出になりました。いつも私たちのそばにいてくれて、ありがとうございます。実は今回のコンサートが私の最後の日本になります。そう思うと、胸が痛くて苦しくなります。でも、皆さんとの出会いで私の人生は広がり、しばしの別れで私たちの絆は深まると思います。私と皆さんとの絆はこれでさらに深くなるでしょう。とても会いたくなると思います。また会うその日まで元気でいてください。愛しています。」と、10年間の感謝とファンへの想いが告げられた。
そしてこのライブ最高の盛り上がりとなった「BANG BANG BANG」「FANTASTIC BABY」というBIGBANGの最強アンセム2曲。ステージと観客が一体となり、5万人全員の大合唱がドーム全体に響き渡った。アンコールでは「LAST FAREWELL」「LIES」といった初期のヒット曲を繰り出したほか、「声をきかせて」ではファンからメンバーへのサプライズとして、ファンの感謝の気持ちが込められた「BIGBANG IS VIP」というメッセージボードが掲げられた。5万人のメッセージボードが会場を覆い尽くし、このサプライズにメンバーは幸せそうな笑顔で応え、会場は温かな雰囲気に包まれた。
ラストはおなじみとなった「BAE BAE」の大合唱で、全22曲約3時間の圧巻のステージを締めくくった。