「オレ、昔はしゃべらなかったじゃん。今でもしゃべっちゃダメって言う人もいるんだけどいいかな!?」とINORAN。「武道館を目標にして、東京ドームを目標にして、1回お休みしてさ・・・。真面目な話、このバンドでこの景色を見せてくれてみんなありがとう!!」心からの言葉に暖かい声援が贈られると「28年後はどうなっているかな?」とSUGIZOもトークに参戦。「まずは身体を大事にしないとね。けっこう早い曲とか多いからね。真ちゃんもキツイ?」なんてRYUICHIも楽しそうに話す。
「5人が元気に生きている限り、俺たちは必ずここに帰ってくるから」はっきりと言い切るSUGIZO。「ということでメリークリスマス!」とまとめてくれた。
だがしかし、ここで終わらないのがLUNA SEAトーク!
「真ちゃんに一つ聞きたいことがある。」とRYUICHIから真矢に質問が。
「真ちゃんしか見えない景色があるじゃん。」メンバー4人の背中越しに見えているファンの姿についてRYUICHIが真矢に尋ねると「あなたたちね、4人の背中越しの君たち(ファン)の笑顔を見てご覧なさいって!ドラムにカメラを設置してみんなに見せたいくらい!まぁ8割はオレのドアップになるだけどね!!」
30年ほど前、パンツ一丁(?)でSUGIZOと星空を見ながら「俺たち絶対に有名になろう」と語った裏話をすると「オレもいたぞ」とINORAN本人が主張。
このなんとも言えない和やかムードが今のLUNA SEAが健康そのものだということを見せてくれた。ラストのアンコール2曲は「TONIGHT」と「WISH」。今宵集まってくれたSLAVEのみんなと一緒に一つになりたい、その願いを叶えるかのように、メンバーとオーディエンス全員が手を取り合い大ジャンプ!「また必ず会おうな!」そう言いながらドラムスティックや飲みかけのペットボトル、タオルを観客席に向かって投げるメンバーたちの満足したその笑顔はきっといつまでも忘れないだろう。そして最後に残ったのは深く、深く、SLAVEたちに向かってお辞儀をするSUGIZO。拍手と声援が贈られながら、贅沢すぎる聖夜のクリスマスライブは大歓声の後、幕を閉じた。
