緊急事態宣言再発出の翌日となる1月9日(土)17時より、サンボマスター結成20周年を記念する初の単独配信ライブ「ラブ フロムサンボマスター at 横浜アリーナ」が行われた。開催直前まで、有観客とオンラインのハイブリット公演を想定して準備が進められた今回のライブだったが、昨年末にコロナ感染拡大の状況を受けて、オンラインライブ単独に切り替えての実施となった。
【写真】サンボマスター結成20周年記念で初の単独配信ライブ(14枚)
配信スタートの15分前には「聖地巡礼」というミニ番組がスタート。サンボマスターのデビューアルバムの撮影スポットやベースの近藤が大学在学中に住んでいてメンバーのたまり場となっていたアパートなど、まさにバンドゆかりの聖地をメンバー自ら巡礼する内容で、視聴待機中のリスナーへ粋な計らいといえるスペシャル映像が流れた。
サンボマスター「ラブ フロム サンボマスターat横浜アリーナ」 photo by 浜野カズシ 画像 2/14
サンボマスター「ラブ フロム サンボマスターat横浜アリーナ」 photo by 浜野カズシ 画像 3/14
17時を少し過ぎたところで、メンバーが楽屋からステージに向けて歩むシーンから配信はスタート。初の単独公演となる横浜アリーナから全国のリスナーに向けてパワーを届けるというメンバーのボルテージが高まっていく様が画面を通じてビシバシと伝わる演出だ。そして1曲目からサンボマスターを代表するロックアンセム「ロックンロール イズ ノットデッド」を披露。この状況下でも「音楽は死んでない、俺たちも君たちも死んでない」という力強いメッセージを直球で投げかける。
その後、ここが無観客でカラッポの横浜アリーナからのライブとは思えないような熱量で「忘れないで 忘れないで」、「光のロック」、「ミラクルをキミとおこしたいんです」と立て続けに強力なロックナンバーを演奏。さらに「10年ぶり以上に歌います」という山口の言葉とともにファンの間でも名曲と誉れ高い「きみはともしび」を披露。配信を視聴中のリスナーからもチャットで歓喜の声があがる。その後、ステージは暗転し、ライトが付くとメインステージの前にサブステージが登場。メンバーはメインステージを降り、もう1つのステージへと移動する。
サンボマスター「ラブ フロム サンボマスターat横浜アリーナ」 photo by 浜野カズシ 画像 4/14
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