2020.12.29 公開
6日目はE-girlsラストライブ!! 『LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER』 「E-girlsは宝物」11人はそれぞれの道へ

E-girls(※提供写真)  画像 1/9

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元気いっぱいなガールズだった彼女たちは、いま大人の女性となって新たな道を歩む。そのためのラストライブであることが、シックな黒をベースとした衣装&ハイヒールで水辺を歩くオープニングから伝わってくる。水面にこれまでの思い出たちが映し出される中、まっすぐに見据えた眼差し、凛とした彼女たちの表情に一切の迷いはない。

ただ、これが11人で創り上げる最後のステージだという実感が湧いてくるにつれて、こみ上げてくるものを抑えることができない。それは、心がかじかむような寂しさではなく、温かくて大きな愛情。「北風と太陽」から始まる全29曲(総数48曲)のセットリストには、そんな11人が今感じている想いが投影されているようだった。

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前半は、E-girlsを代表する「Follow Me」「ごめんなさいのKissing You」などのヒットソングメドレーでギュッと濃縮して披露される。藤井、鷲尾、武部が「一緒に!」「もっともっと盛り上がっていきましょう」と声をかけながら、一列になったり三角形になったり、人数を活かしたフォーメーションチェンジが美しく、振り一つひとつに自分たちが培ってきた力を全て出し切ろうという気迫がみなぎる。

楓を先頭にまるでランウェイのように練り歩き、別のステージに移動してみせるなど、空間を広く使用しているのも印象的だった。ピンクの特攻服をまとった「STRAWBERRY サディスティック」のハードな雰囲気から、サンタのポンチョ姿で階段に座ってキャッキャッする「Merry × Merry Xmas」、マイクスタンドを前に3ボーカルがセクシーな美声で魅せる「Dance Dance Dance」など、曲ごとにガラリと異なる演出が楽しい。

さらに、8人のパフォーマーたちのショーケースになると、須田が全力疾走でステージ間を移動。野性味溢れるワイルドなダンスを見せつけると、その熱量を受け取ったYURINOが柔軟かつ俊敏なソロダンスで魅了。石井&山口の息の合ったペアダンス、SAYAKAの妖艶なパフォーマンスに思わず息を飲む。

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