FANTASTICS from EXILE TRIBE(※提供写真) 画像 5/6
このライブでもっともコメント欄をざわつかせたのが、初々しい魅力溢れるバラード「Believe in Love」דデート”の一幕。木村はカフェで、堀は散歩、澤本はお部屋で……など思い思いのシチュエーションで展開されるカメラ越しの演出にキュンとしたファンも多かったのではないだろうか。「Time Camera」ではMusic Videoを再現し、ステージにはなんとMVに登場した赤のオープンカーが登場。また「Tarte Tatin」דおうち”では、ホームパーティ風の演出で大盛り上がり。なぜか“本日の主役”と書かれたたすきを身につけた木村やド派手な帽子をかぶせられた中島らの様子を、世界がハンディカメラで撮るというわちゃわちゃ具合にも忘年会らしい楽しさがあった。
本編ラストはFlower Song」「I Wish For You」「Someday」という、EXILEのカバーメドレー。EXILEとの兼任メンバーがいるFANTASTICSにはJr.EXILEのグループの中でもEXILEのDNAの濃さが感じられる側面があり、コメント欄も「選曲が神」などとかなりの盛り上がりを見せていた。
ちなみにこの日のセットリストの中でファンからもっとも高く評価されていたのが、アンコール1曲目「Can’t Give You Up」から2曲目「CANNONBALL」の流れだった。冒頭部分の新アレンジや炎を使った演出も鮮烈だった「Can’t~」、PSYCHIC FEVERの面々とタオルを回しはっちゃけた 「CANNONBALL」はともにラテンフレイバーをきかせた高揚感のあるサウンドと熱気溢れるパフォーマンスで、どちらかといえばクールなイメージの強いFANTASTICS楽曲の中でも異質な輝きを放っていたように思う。
FANTASTICS from EXILE TRIBE(※提供写真) 画像 6/6
MCでは2020年を振り返り「この状況だからこその新しい企画(『LIVE×ONLINE』)に出会ったことで、これまでに生まれなかったアイディアがメンバー間でも生まれたし、個人としてもいろんな引き出しが増やせてすごくいい時間になった」(八木)、「『LIVE×ONLINE』というエンタテインメントをきっかけに、EXILE TRIBEやLDHの輪を楽しんでいただけた2020年になったと思う」(世界)、「今年は全員主演のドラマをやらせていただいたりと、新しい一面を発信することができた。これからもまた違った形で僕たちのエンタテインメントを発展させていきたい」(中島)と語った彼ら。