E-girlsが11月28日に『E-girls Special LIVE & TALK Show』を実施した。日本テレビのスタジオから生配信された今回のライブは、E-girlsメンバー11人が楽曲をセレクト。また、2020年いっぱいで解散を発表した彼女たちによる「今だから言える」トークも飛び出した。
【写真】E-girls 「Special LIVE & TALK Show」(7枚)
昨年12月に、20年末をもって解散する事を発表していたE-girls。2月から予定していた「E-girls PERFECT LIVE 2011▷2020」もコロナ禍に於いて3公演のみ実施。10公演が中止となりグループの去就が気になるところだったが、今後の活動について「メンバー一同で協議を重ねた結果、当初の発表通り2020年いっぱいをもちまして活動を終了させていただくことになりました」と改めて発表した。
完結までラスト1カ月。ファンとメンバーが共に青春を駆け抜けた9年という月日に思いを馳せつつ、完全燃焼を目指す彼女たちが愛を込めて届けてくれたライブ&トークショーとなった。
■オープニングからE-girlsらしさ全開!
配信開始時刻になると、「E-girlsが前に進むために伝えたいこと、それはファンへの“ありがとう“」というナレーションが聞こえてきた。このライブ&トークショーで見せたかったのは、応援してきてくれたファンへの感謝の気落ちだった。2020年、多くのライブが中止になり、誰もが予想のできない世界になった。今できる限りの形で、ファンを喜ばせたい。そんな彼女たちの想いが、いつもにも増したダンスのキレに表れているようだった。
ブロックごとのテーマから楽曲までメンバーが考え抜いたセットリストで、1曲目に選ばれたのは「EG-ENERGY」。「E-girls! ready set」と声を上げる場面は、ファン胸アツのシーン。過去の公演でも1曲目に披露され、自らを鼓舞するような強い歌詞に感極まった須田アンナが号泣してしまった思い出の曲でもある。〈今はその時 集中してみ!〉など、まさに今夜の11人を象徴するような歌詞が続き、キュートなだけじゃない強い大人の女性に成長した彼女たちの姿が凛としていて美しい。