E-girls「Special LIVE & TALK Show」(提供写真) 画像 2/7
続く2曲目は「やりたい曲がたくさん出たのでメドレーにした」と武部柚那が話すように、E-girlsの楽曲の中でも選りすぐりのダンスナンバー「Dance Dance Dance」「Let’s Feel High feat. MIGHTY CROWN & PKCZ®」「Go! Go! Let’s Go!」「Show Time」「DANCE WITH ME NOW!」がこの日のためにアレンジされたメドレーで続けて披露される。確かな技術が光るムーンウォークに、人数を活かしたフォーメーションチェンジ。見事なシンクロダンスは、髪の先までダンスしているかのようだ。
須田の本能的で大胆なダンス、佐藤晴美&楓が長い手足をフルに活用したダイナミックで伸びやかな動き、YURINO&SAYAKAの個性あふれる動き、坂東希の職人気質な所作、山口乃々華がまとう柔らかで華やかな空気感、そして楽曲ごとに表情からガラリと雰囲気を変えていく石井杏奈……パフォーマー1人ひとりの持つ豊かな表現力が存分に発揮され、思わず「各曲フルバージョンで見せてほしい」というワガママな感情を抱かずにはいられなかった。
E-girls「Special LIVE & TALK Show」(提供写真) 画像 3/7
■メンバーも知らなかった秘密を初告白
パワフルなダンスナンバーのあとは、メンバーの「今だから話せる」トークコーナーへ。「この場を借りてごめんなさい」と題して、それぞれが懺悔もかねて日頃言えなかったことを伝えていく。SAYAKAが日頃から立ち位置について厳しくチェックして、クオリティを高めてきたこと。YURINOは「量より質」を合言葉にメリハリを大事にリハーサルに臨んでいたこと。山口は寮の共有スペースに自分の冷蔵庫を置いてしまうマイペースさがあり、武部は先輩メンバーにも遠慮なく意見を発信する気概の持ち主であることも……。
そんななか、坂東が『E.G. SMILE』ツアー中に、足の骨にヒビが入っていたことを初めて明かす。舞台ではないところでの転倒だったため、心配をかけまいこっそりスタッフと病院へ行き、メンバーさえも気づかないほど完璧なパフォーマンスを披露していたというのだから、そのプロ意識の高さに頭が上がらない。
さらに、石井が鷲尾にプレゼントで渡したのがリアルな魚のスリッパ(しかもサイズが27cm!)という独特なセンスが明かされたり、鷲尾が無意識に猫のように「にゃー」と言っていた口癖が佐藤に移っている疑惑など、E-girlsとして共に過ごしてきた月日の中で、たくさんのエピソードが生まれてきたことを実感する。