さくらしめじ photo by 鈴木友莉 画像 4/8
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そして、彪我は「心はいつでもこの炎のように燃え上がっております。非常に楽しい。こんなに楽しいものか。ライブっていいな」と素直な感想を述べると、「毎日、生活しているといいこともあれば、嫌なこともありますよね。このライブを見て、少しでも明日はいいことがありそうだなって思ってくれたら、僕らは幸せですよ。でもね、失敗したときは落ち込みますよね。そんな時に僕たちから皆さんに届けたい言葉があります」と呼びかけ、「ケセラセラララ」を明るく楽しくパフォーマンス。曲中には、この日のリハーサルでキノコのアクリル板を割ってしまったことを告白し、「そんな過ちや失態もこの“ケセラセラララ”という言葉があったおかげで、今、元気にステージに立ってます!」と効果をアピール。アコギを置き、ハンドマイクで走り回りながら拳を上げ、腕を回して盛り上げた「Bun! Bun! BuuuN!」を歌った後、雅功が「生のライブへの熱量は変わらないけど、配信ライブへの熱もどんどん上がってきてます」と話すと、彪我も「皆さんが笑顔になってくれたら幸せです。これからもいろんなことに挑戦してきたいです」と意気込みを語り、本編のラストとして未発表の新曲「天つ風」を初披露。<この曇った空の/その先にいる/君のもとに連れてって>というフレーズからは同じ空間で一緒にライブを楽しむことができないもどかしさと、それでも歌を届け続けたいという気持ちを代弁しているようで胸にグッとくるものがあった。
Twitter上に寄せられたアンコールの声に応えて画面に戻ってきた二人は、マシュマロを焼きながらトークを展開。彪我の19歳の誕生日当日ということもあり、サブライズケーキの登場も期待したが、雅功による「あ、お誕生日おめでとう」というひと言のみで終了。彪我は「憧れの大人に近づくために、自立した人間になれるよう、まずは身の回りの整理整頓をしていきたい。まずは部屋の片付けから始めます」と抱負を述べ、最後にステージに戻ってアコギを抱えて “せーの”と声を合わせ、「みちくさこうしんきょく」を画面越しのファンとともに歌い、大自然の中で、喜怒哀楽、理想と現実、日常と非日常、大人と子供、恋と青春、社会と自分という様々な感情を共有したライブは締め括られた。
なお、本公演の視聴チケット11月1日(土)21:00まで購入可能で、同日の23:59までアーカイブの視聴が可能となっている。
(レポート:永堀アツオ)
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【setlist】
M1.きみでした(Acoustic Version)
M2.まよなかぴくにっく
M3.届けそこねたラブソング
M4.きのうのゆめ
M5.かぜいろめろでぃー
M6.でぃすとーしょん
M7.青春の唄
M8.ケセラセラララ
M9.Bun! Bun! BuuuN!
M10.天つ風