9月26日にオンラインで開催された『氣志團万博2020 ～家でYEAH!!～』の大トリは、もちろん我らが氣志團。新型コロナウイルスの影響で、大規模フェスがことごとく中止を発表する中、氣志團の團長である綾小路 翔(Vo./Gu.)も悩みに悩み抜き今回のオンライン開催を決断したという。7月10日にオンラインフェスとなることが発表された時には公式サイトに綾小路による今回の開催への熱いメッセージが記されていた。

【写真】氣志團が氣志團万博2020 大トリ 志村けんへのリスペクトを込めた『ウンジャラゲ』(8枚)

そしていよいよ当日。総勢15組のアーティストが出演する中で、ヘッドライナーを努めたのが氣志團。1曲目は翔のギターソロから始まる『房総魂』。今のこの時勢に対する思いが詰め込まれた歌詞に胸が熱くなる。収録が行われたのは都内のライブハウス。もちろんいつものフェス会場のようにオーディエンスはいないが、ヘルメットを被り氣志團の旗を手にしたスタッフが舞台袖からステージに華を添える。

氣志團 photo by Ryuya Amao「氣志團万博2020 ～家でYEAH!!～」  画像 2/8 氣志團 photo by Ryuya Amao「氣志團万博2020 ～家でYEAH!!～」  画像 3/8

続いての曲は往年のファンには思い出深い名曲『鉄のハート』。「届いてっかー？ニッポンの果てまで！みんなで行こうぜ」綾小路の掛け声が響く。画面下には曲の歌詞が表示されており、映像を見ているだけでモニター越しのファンがシャウトしているのが聞こえてきそうな気すらしてくる。

さらに『スウィンギン・ニッポン』が始まると、微熱DANJIの3人がバックダンサーとしてステージに登場。「もっと来い！聞こえねえぞ！」綾小路がオーディエンスをあおると、早乙女(Cho.)もシャウトで応戦する。これぞ氣志團万博のクライマックス、氣志團のステージだ。

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