そんなベッキーと同じくキキの仮装で登場したのは、「THE ROAD TO HALLOWEEN PARTY 2016」神戸第2位のなすお☆。「夢だった」というハロパで歌える感激を歌に込め、3曲の自作曲を披露した。
ハロパ2度目の参加となるでんぱ組.incは、この日のためにリーダーの相沢梨紗がデザインしたという、メキシカン・スカルを題材にしたカラフルなミニドレスで登場。
神戸でのハロパに参加するのは今回が初ということで、「365日ハロウィンでもいい」と相沢がコメントして場内の盛り上がりに拍車をかける。最後に披露された「でんでんぱっしょん」では、リボンを使ったキュートなシンクロ・パフォーマンスで彼女たちらしいポップな魅力をたっぷりと振りまいた。
この日2度目のハロコレは「HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA」オールスターズとして、『ズートピア』のニック・ワイルドに扮した分島花音、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の悪ガキ3人組の一人、ショックに仮装したYUKI (Rayflower、DUSTAR-3)、『鬼灯の冷徹』の鬼灯姿の逹瑯(MUCC)、auCMの鬼ちゃんに扮した明希(シド)、マッドハッター姿の淳士(SIAM SHADE, BULL ZEICHEN 88)、そしてゴールデンボンバーの喜矢武豊が、一人ゴールデンボンバー姿で登場。淳士の衣装は以前VAMPSのK.A.Zがハロパで着たもので、逹瑯はリアリティを出すため眉毛をそり落としたらしい。
続いてはいよいよVAMPS! と思いきや、「ロンドンから帰国してくれました!」というやまだひさしの紹介で超小柄な布袋寅泰が登場。ハロパ2度目の登場となる布袋氏公認のモノマネ芸人、ペレ草田だ。一瞬たじろぐ観客を前に、様々な生活音や有名人を布袋風に再現するペレの絶妙なセンスに、いつしか場内は爆笑の渦と化していた。
お待ちかねのVAMPSは、映画『スター・ウォーズ』のテーマが場内に流れ、ステージを覆う幕に<EPISODE 666 ATTACK OF THE VAMPIRE>の文字が映し出されると、ランウェイの先端にカイロ・レン、ダース・シディアス、ダース・モールと、スター・ウォーズのダークなキャラクターが登場してライトセーバーで戦いを繰り広げる。
3人が相打ちのような形で倒れこむと次は、大勢のストーム・トルーパーを引き連れたJu-ken扮するダース・ベイダーがアリーナを歩いて登場。ダース・ベイダーがひざまづくその先の玉座に鎮座するのは……パドメ・アミダラに扮したHYDEだ。スクリーンにHYDEアミダラの美しい姿が映されると、場内から大きなどよめきがあがる。ヘヴィネスなバンドサウンドが轟く中、玉座に座ったままHYDEアミダラが歌い始めたのは、「DAMNED」。その圧倒的な迫力に息を飲み立ち尽くす人と激しいヘドバンを繰り返す人が入り乱れ、場内はカオス状態だ。
