山田社長が大きなテーブルをステージに運び、さらに寿司とお茶を並べていく。エモーショナルなメロディとともに“酢飯 鮪 ネギトロ ウニ…”と歌うメンバー3人。彼らは、ビッグパーティ仕様のEDMチューンに乗せて“お寿司大好き”と熱唱。さらに彼らは、高鳴るビートで好きな寿司をラップでたたみ込む。変化球的なステージながらも、観客はハンドクラップで応援し、視聴者もコメントで声援を送った。
音楽イベントでなぜ寿司なのか？　それはつまり、“寿司＝音楽”であるというメッセージが込められているからだ。歌詞の“寿司 みんな大好き SUSHI みんな大好物 お寿司大好き”の“寿司”を“音楽”に変えれば、彼らがこの曲に込めた思いが伝わってくるはず。コロナ禍で心が荒んでいる人も少なくない現状。バカバカしく思われても構わない、そうした人たちの気持ちを少しでも和らげたいという、メンバー3人の体を張ったパフォーマンスでもあったのだ。そして、寿司は世界中に広がるジャパニーズフードだ。世界進出を目論むユニットであることをしっかりと印象付けて、アラフォーの記念すべき初ライブは終了した。

Around Forty Japanese Guyz  画像 6/7

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ライブを終えた劔樹人は、「始まる前に山田さんから色々指示を受けてスマイレージになった気分になりました」、michitomoは「家帰ったら手洗い、ウガイ、ソーシャルディスタンスで仕事します」山田社長は「健康に気を付けて皆さんと一緒に引き続き楽しい夏を満喫したい」と、初ステージの感想とこれからの思いを語った。
果たしてAround Forty Japanese Guyzは、これからどんな音楽やライブを見せてくれるのか。未知なる可能性を秘めた彼らの活躍を注目しよう。