2020.07.31 公開
リトグリ芹奈×女子ゴルフ黄金世代のコラボ実現!WOWOWゴルフ無料特番のナレーションで「言葉にしない裏の気持ちを声で表現したい」

Little Glee Monster・芹奈  画像 1/2

日本時間8月1日(土)に開幕する「LPGAドライブオン選手権」を皮切りに、 女子ゴルフ世界最高峰のLPGA女子ゴルフツアーがついに再開する。 WOWOWでは、 再開初戦の放送と併せて、 8月2日(日)に特別番組「渋野日向子、 畑岡奈紗、 河本結 ~黄金世代の3人 私にとってのメジャー制覇~」を無料放送する。 この特別番組に彩を加える重要な役割として、 WOWOW LPGA女子ゴルフツアー2020シーズンの番組テーマソング「Love Yourself」を歌う、 実力派5人組ボーカルグループ、 Little Glee Monsterの芹奈がナレーションを担当する。 芹奈は黄金世代と同じ1998年生まれ。 同年代だからこそ伝えられることを、 自慢の声で表現した。 ナレーションをする上で心掛けたこと、 同年代の選手に共感すること、 自身の目標、 そしてファンの存在などをたっぷりと聞いてみた。

――まずは、 今回のナレーションを終えられての感想を率直にお願いします。
想像以上に大変でした。 でも、 選手の皆さんが戦っていく中での葛藤であったり、 あまりテレビでは見られないであろう人間らしさであったり、 少女の顔、 プロの顔みたいなところを見ながらナレーションをできたのは良かったです。

――この番組のナレーションをするにあたり、 一番心掛けていたことはありますか?
選手の皆さんの姿に寄り添えるように心掛けました。 悔しい思いであったり、 うまくいっている時の気持ちなど、 言葉にしない裏の気持ちを、 声で代弁できたらいいなと。 自分にしかわからないものって必ずあると思 うので、 そういうところは歌と重なる部分 が あ りました。 例えば、 他人が一見するとうまくいってるように思えるものも、 実は本人にとっては抱えているものがあるというのは、 私たちと似ている部分があると 思い ました。

――この番組は芹奈さんと同い年の3選手が世界の頂点に挑戦する思いを描いていますが、 同い年だからこそ理解できる、 共感できるところはありますか?
若い人たちだけで日本をこれから引っ張っていこうという意思を皆さん一人一人が持っている、 とナレーションをしていて思いました。 言葉にするのは難しいですが、 引っ張っていこうという姿勢は格好いいと思いました。 世界を目指しているからこそ、 「引っ張っていきたい」という言葉が出るのだと感じました。

――ゴルフと音楽、 それぞれステージは違いますが、 その世界の頂点を目指すという意味で、 その思いは芹奈さんとも共通する部分も多いかと思います。 芹奈さんにとっての頂とは何ですか?
目標とかはあるのですが、 ここがゴールというものはなく、 一生課題を乗り越えていきたいと思っているので、 頂というのはあえて設定をしていません。 大きなゴールを決めてしまうと、 私たちアーティストは終わってしまうなと思うので、 常に何かを追いかけている状態が良いなと思っています。 (直近では)歌以外にもいろいろ表現していく幅を増やすことが、 今の私個人の目標です。

リトグリ芹奈×女子ゴルフ黄金世代のコラボ実現!WOWOWゴルフ無料特番のナレーションで「言葉にしない裏の気持ちを声で表現したい」Little Glee Monster・芹奈  画像 2/2

――その目標を目指すうえで、 ご自身にとって必要だと感じているもの、 またそのために行っていることはありますか?
割と自分は物事を色々考えるタイプなのですが、 以前はそれを結構内に秘めるタイプでした。 でも最近は、 その内に秘めている考えや言葉だったりをノートに綴るなどして自分の頭の中の考えを大切にしています。 今でもそういったことを歌にしているのですが、 今後は歌以外にも言葉だけのものとかで皆さんにお伝えできたらいいなと思っています。

――今回番組に登場した渋野、 畑岡、 河本の3選手の中で、 最も共通点が多いと感じた選手はいましたか?
そのことを考えながらナレーションをしていたのですが、 割と 皆さん それぞれに自分と似た部分があると思いました。 (例えば畑岡選手 の )這い上がろうとしているところは、 自分と似ている部分があるなと感じました。

――あらゆるスポーツ、 音楽活動も良いパフォーマンスを発揮するためには、 やはりファンの支えや声援によるところも大きいと思います。 芹奈さんにとってファンとはどのような存在でしょうか?
尽くす存在です。 ライブにしても、 レコーディングにしても、 他のこともそうですけど、 ファンのためにというのは必ずあります。 ファンがいなかったら私たちもいないので、 すごく大切な存在です。 渋野選手も、 最初は自分のために戦っていたけど、 今は人のために戦っていると言っていました。 私も最初は東京に来る前は自分のために歌っていたけど、 応援してくれる ファン の皆さん が 少しずつ増えていく中で、 ファンのために歌うということに大きく気持ちが変わっていきました。 自分たちの歌で、 少なくとも一人は救えていることを身に染みて感じる瞬間や出来事があったりするので、 人のために歌っていかないといけないと思っています。

――最後に、 ファンの皆さんや視聴者に向けてメッセージをお願いします。
新型コロナウイルスの影響でこれまでにない大変な経験をしていますが、 この番組を視聴する皆さんに、 若い人たちのパワーをお届けできたらいいと思います。

アスリートとアーティスト。 違いはあれど、 共通する部分も少なからずある。 その道を極め続ける表現者にしか感じ取れない「間」が存在する。 アスリートの言葉に現わせない見えない気持ちを、 アーティストの芹奈が自慢の美声で表現した。 女子ゴルフのメジャー制覇は女子プロゴルファーであれば、 誰もが望み、 誰もがつかみ取れる可能性がある。 番組では畑岡、 渋野、 河本の3選手を通じて、 メジャー制覇というものを掘り下げている。 3選手のメジャー制覇への思いはもちろん、 彼女たちの見えない葛藤などを「声」のみで表現した芹奈のナレーションも必見だ。

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