2020.07.28 公開
【ライブレポ―ト】J-WAVE LIVE、初のオンエア開催! SKY-HI、スガ シカオ、KREVA、スカパラら8組が出演!8月13日から映像配信も<J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~>

J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~  画像 1/9

4曲目は、春先に公開の予定だったがコロナ禍の影響で、7月17日にようやく封切られた映画『ステップ』の主題歌として書き下ろした「在る」。映画からインスピレーションをもらって「存在する」というテーマで作った曲であることを、言葉にしてから披露。「僕の半分は君だから いつだって ここに在ると思うよ」というラインが、切実なリアリティを孕んで、とても美しく響いた。

【ライブレポ―ト】J-WAVE LIVE、初のオンエア開催! SKY-HI、スガ シカオ、KREVA、スカパラら8組が出演!8月13日から映像配信も<J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~>KREVA(J-WAVE LIVE 2020 ~#音楽を止めるな~)  画像 3/9
二番手はKREVA。「パーティはIZUKO? ~2019.Ver~」「人生」の2曲を終えたところで、「ラジオなんで説明しときますね。KREVAがバンドを従えて、生放送で、東京ガーデンシアターで、杮落しライブをやっています!」と説明を入れる。後半では、それまでコーラスを務めていたSONOMIをフロントに招いて、先月オフィシャルサイト限定でリリースしたばかりの「素敵な時を重ねましょう feat.SONOMI」をデュエットし、続けて彼女と初めてコラボした「ひとりじゃないのよ feat.SONOMI」を披露。ラスト「音色」の後半では、KREVAの歌もSONOMIのコーラスもバンドの演奏も、どこまでもエモーショナルに昇りつめていった。

【ライブレポ―ト】J-WAVE LIVE、初のオンエア開催! SKY-HI、スガ シカオ、KREVA、スカパラら8組が出演!8月13日から映像配信も<J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~>SKY-HI(J-WAVE LIVE 2020 ~#音楽を止めるな~)  画像 4/9
次は、9月23日に初のベストアルバム『SKY-HI’s THE BEST』リリースが迫るSKY-HIは、1MC+1DJの編成で怒涛の13曲をパフォーマンス。“Sky's The Limit”や“カミツレベルベット 2020”といったベスト盤収録の新曲群をはじめ、洋楽ヒップホップのトラックと自身のラップを掛け合わせるマッシュアップで驚きと喜びをまとめて提供してみせる。また、韓国人アーティストのReddyと共作した“I Think, I Sing, I Say”を披露し、コロナ禍社会において差別や分断が加速している現実について真剣な面持ちで語る一幕もあった。音楽と言葉の膨大な情報量だけで圧倒するのではなく、いま求められるメッセージを伝え、その思いを運ぶ音楽の重要性を問い直す、そんなステージだった。

【ライブレポ―ト】J-WAVE LIVE、初のオンエア開催! SKY-HI、スガ シカオ、KREVA、スカパラら8組が出演!8月13日から映像配信も<J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~>スガ シカオ(J-WAVE LIVE 2020 ~#音楽を止めるな~)  画像 5/9
13時からのオンエアはスガ シカオ。ボーカルとアコースティック・ギターのスガに、彼のバンドのメンバーであるギターDURANとドラムFUYUが加わった、変則3ピース編成、ライブでの長年の鉄板曲「19才」でスタート。フットペダルを操って歓声&拍手のSEと掛け合いをしたり、スガとDURANのふたりで初期の名曲「黄金の月」をじっくりと聴かせたりする、バラエティに満ちたライブ。「いつか今のこの状況が収まって、穏やかな日常が来ることを祈って、一歩一歩やっていくしかないんじゃないかと、今は思っています。そんな気持ちをこめて、ひとりで歌いたいと思います」と、4曲目の「Progress」は弾き語りでリスナーに届けた。

【ライブレポ―ト】J-WAVE LIVE、初のオンエア開催! SKY-HI、スガ シカオ、KREVA、スカパラら8組が出演!8月13日から映像配信も<J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~>ASIAN KUNG-FU GENERATION(J-WAVE LIVE 2020 ~#音楽を止めるな~)  画像 6/9
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、前半は「君という花」「リライト」「ソラニン」「Re:Re:」という怒濤のヒット・パレード、後半は「荒野を歩け」「今を生きて」「ボーイズ&ガールズ」と近年の曲を固める絶妙なセットリストで7曲をプレイ。「Re:Re:」ではいつまでもその音の渦に浸っていたくなる長いイントロを聴かせるなど、音の緩急に満ちたステージでもある。

ラストの「ボーイズ&ガールズ」の曲終わり、ギターやキーボードの音が渦のように鳴る中、後藤正文は「どうもありがとうございました。また、このタフな時代を生き抜いて、どうか幸せな場所で会いましょう、ASIAN KUNG-FU GENERATIONでした」と、挨拶し、音の渦を残したまま、メンバーと共にステージを下りた。

【ライブレポ―ト】J-WAVE LIVE、初のオンエア開催! SKY-HI、スガ シカオ、KREVA、スカパラら8組が出演!8月13日から映像配信も<J-WAVE LIVE2020 #~音楽を止めるな~>ハナレグミ(J-WAVE LIVE 2020 ~#音楽を止めるな~)  画像 7/9
ROCKING TIMEのカバー「ありふれた言葉」でライブをスタートしたハナレグミは、初期の名曲「家族の風景」、真心ブラザーズのYO-KINGが提供した「祝福」、野田洋次郎が書いた「おあいこ」、Omarのカバー「There’s Nothing Like This」、音源ではBOSEが担当するラップ部分も自分で歌った「Peace Tree」、そして「明日天気になれ」の6曲を弾き語りで届ける。

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