プロジェクト関係者は「若い世代に人気があり、元気で前向きになる曲を歌っているDOBERMAN INFINITYを通じて、少しでも多くの若者に、今のこの苦境を知っていただきたい」と起用理由を説明。大役に任命され、SWAYは「大好きな花火が打ち上がるだけでなく、自分たちがアンバサダーとして盛り上げさせていただけるということが何より光栄です」と喜びを語り、P-CHOも「名誉あるお話をいただけて凄く嬉しかった。花火が打ち上がるワクワクを楽しみながら、全力で盛り上げていきたい」と意気込んでいる。
さらに応援ソングを制作し、収益の一部をチャリティーとして寄付するなど、楽曲でも花火師らを支援する。運営サイドによると「エール花火」の打ち上げと連動した楽曲の使用も検討しているとのこと。P-CHOは「花火が打ち上がっている瞬間のように、楽曲を聴いていただいている間は何もかも忘れることができて、純粋に楽しい気持ちになってもらえるような楽曲になれば」と語ると、SWAYも「聴くだけで夏の素晴らしさを感じられるような楽曲をお届けできるように、全力で取り組ませていただきます!」と力を込めた。
新型コロナにより大きな打撃を受けたのは、エンタテインメント業界も同じだ。DOBERMAN INFINITYが所属するLDHでも、年間300万人以上の動員を予定していた「LDH PERFECT YEAR 2020」の168公演にも及ぶライブが中止に。DOBERMAN INFINITYも、3月7日から開催を予定していた47都道府県ツアーが中止となっている。
しかし、P-CHOが「ライブが中止になってしまい残念な気持ちでいっぱいですが、DOBERMAN INFINITYらしく音楽でエールを届けられるように、気持ちは常に明るい未来に向かっていたい」と語るように、LDHは先月15日にエンタテインメントの“再開”を発表。7月から新たに開催する有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」や、政府による段階的緩和のガイドラインのもと、8月以降には各地域の自治体と連携しながら「ソーシャルディスタンス・ライブ」の開催を計画していることを明かにしている。
DOBERMAN INFINITYも今月4日に有料配信ライブを控えており、昨年11月以来7か月ぶりとなるライブで“花火”を打ち上げる。
DOBERMAN INFINITY「日本の花火『エール』プロジェクト」 画像 2/2
【SWAY】
今年は花火という夏の最大の風物詩が見られないと思っており、個人的にも残念な気持ちでしたが、素敵な企画のお話をいただき、大好きな花火が上がるだけでなく、まさか自分達がアンバサダーとなって盛り上げさせていただけるということが、何より光栄です!
みんなでワイワイ騒いだりパーティーしたり、そんなことが当たり前なはずだった夏という季節。今まで通りとはいかなくとも、皆さんが頭の中で想像して、聴くだけで夏の素晴らしさを感じられるような応援ソングをお届けできればと思っております!
僕達も制作しながら、正直今年は諦めかけてた夏の楽しみをもう一度感じる事ができとても嬉しく思っています。音楽というコンテンツを通して、皆様にも同じように感じていただけたらなによりです!そして、そう感じていただけるよう全力取り組ませていただきます!