17時11分、いよいよベリーグッドマンのライブが始まる。場所はグランドでなく球場のライススタンド席。『球児達も土を踏めない今、僕たちの気持ちをスタンドから届けたい!』というメンバーの思いで、この場所からのライブが実現。
ベリーグッドマン「阪神甲子園球場から無観客ライブを生配信~すべての球児たちへ~」 画像 7/10
ベリーグッドマン「阪神甲子園球場から無観客ライブを生配信~すべての球児たちへ~」 画像 8/10
1曲目は、彼らの代表応援歌「ライオン」。2曲目はMOCAの『俺たちからすべての球児たちへ ファンファーレ!!』と2014年4月にリリースした「ファンファーレ」に。
この日、選ばれたのはベリーグッドマンのとっておきの応援曲ばかり。3曲目は『音楽に野球に支えられているという人は最後に一本指見せてください!』とメンバーが大きく右腕を掲げ、空に向かって指差して歌う「ハイライト」、4曲目はMBS毎日放送のプロ野球中継のテーマ曲でもある新曲「Answer」と続いたライブは、早くも最後の曲に。HiDEXは『毎年ここで見れてた感動の瞬間が見られない』ことを残念がり、ROVERは自分たちで甲子園球場でライブをすることが夢だったと話し『春も夏も球児の皆さんがここを使えないと知り、胸が苦しくなりました。自分たちで、なにかすることが出来ないか?』と、この地で開催できたことの嬉しさを隠せない。MOCAの『最後に、このライトスタンドから全力でこの曲を送りたいと思います!』を合図にラストナンバー「ライトスタンド」に。
この時点で、生配信しているYouTubeやLINE LIVEの画面には"アンコール"を求める書き込みがタイムラインに溢れ、井上アナからそのことが告げられると急遽、もう1曲演奏することに。予定外のこともあって歌詞が映し出されることはなかったが、画面を通じて観ている球児たちやファンに向け「Hello」を熱唱。『♪ 願えば叶う 鼻で笑われても明日は来る 何度立ち止まっても Never ending!』と熱いメッセージを届けた。
ベリーグッドマン「阪神甲子園球場から無観客ライブを生配信~すべての球児たちへ~」 画像 9/10
ベリーグッドマン「阪神甲子園球場から無観客ライブを生配信~すべての球児たちへ~」 画像 10/10
最後に「ライトスタンド」のMVに出演した埼玉西武ライオンズの山川穂高、増田達至、森友哉の各選手、ミネソタ・ツインズの前田健太選手から球児たちに向けたメッセージ動画が上映された。
メンバーから『またここで会いたいと思います。貴重な時間をありがとう。必ずここに戻ってきてライブをやりたいと思います!』と残し、約60分に及んだ阪神甲子園球場・無観客ライブは終了。
この日のライブは無料配信だが閲覧者が自由に決められる投げ銭形式も実施。売上の一部は日本赤十字社を通じて新型コロナ感染症の治療や研究開発にあたる医療機関に寄付される。
また、ライブの模様は7月4日まで閲覧できる。詳細はベリーグッドマン公式サイト参照。
