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曲終わりで一旦メンバーが下がり、ステージ上はToshlとYOSHIKIが並んで座って語り始める。YOSHIKIが「朝から素晴らしいバンドが沢山出てくれて本当に感謝しています。ありがとうございます。」と感謝の気持ちを語る。
続いて「前回やったエクスタシー・サミットが24年前。どうですかToshlさん、当時の思い出は?」と問いかけるとToshlは「日本武道館でやって、初めてYOSHIKIと2人で花嫁衣装を着たっていうのがね。」と伝説の花嫁衣装を振り返ると、YOSHIKIが「そっか、今回花嫁衣装を持ってこなかったね。ちょっとスタッフの皆さん明日までに花嫁衣装を。あと一応SUGIZO用の着ぐるみもね。着ぐるみ・・・俺、ポケモンになろうかな?(笑)」と冗談まじりに話すと会場は笑いに包まれた。
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「PATAも元気になってね」とYOSHIKIが話し始めるとPATAが袖から姿を現す。「ホントに心配かけやがって。皆、酒飲むな、タバコ吸うなって言ってあげて。」と言いオーディエンスがPATAへ「酒飲むなー!タバコ吸うなー!」と声を揃えると、PATAは苦笑いでX印を作って袖へ消えていった。相変わらずマイペースを貫き通すのも何ともPATAらしい。
「まあ、こうやって長い月日が経って、こうやって仲間で一つの空間を分かち合えるのは本当に良いものだなと思って。今まで頑張ってきて良かったなってToshlと話してね。また自由に音楽をやって・・・本当に僕らX JAPANは幸せです。本当にありがとう。」
YOSHIKIが感謝の気持ちを話すと大きな拍手と歓声がその思いに応えた。
そしてここでドキュメンタリー映画『We Are X』のために書き起こされた新曲『LA VENUS』が披露された。「新曲のさわりだけですけど、やってみたいと思います。歌えるかな?」とToshlが控えめに話し歌い始める。YOSHIKIのピアノと共にワンコーラス歌い上げた『LA VENUS』はわずかな時間の中でもしっかりとオーディエンスの心を強く打った。まさに名曲とも言えるこの曲への期待度は高い。
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そんな予感を感じさせながらピアノの曲調が代わり、PATA、HEATH、SUGIZOが再びステージに姿を現し始まったのは『Born to Be Free』。自由に生きる強さ、そのエネルギーが存分に注がれたところでToshlが「オマエ達!今日はオマエ達が好きな肉弾戦だぜ!やるときゃやれよー!今日は無礼講だ!暴れん坊将軍で行けー!」と煽りオーディエンスのリミッターを解除する。
ここでついに最強にして最狂の名曲『X』が投下される。度重なるXジャンプで会場を大きく揺らしていく。そして何度も叫ばれる「We are X」コール。天井知らずに上がり続けるテンション。限界という言葉が意味を無くす唯一無二の絶対的空間が作り出される。YOSHIKIが渾身の力で銅鑼(ドラ)を叩きそして地面に銅鑼を叩き付けた。
「飛べー!思いっきり行けー!」
競り上がるドラムセットと共に演奏が再開し、ステージはまさに絶頂を迎えた。限界を超えたオーディエンスに「オマエ等よくやった!オマエ等、最高だー!」とToshlが絶叫しフィニッシュ。
