2020.05.03 公開
X JAPAN YOSHIKI、 HIDEの命日にLAより追悼生配信!「HIDEやTAIJIの夢も背負ってるし、ファンのみんなの為にも頑張らなきゃいけない」

画像はYOSHIKI Instagramより  画像 1/1

2人は友達関係になり、交流を続けるうち、YOSHIKIはどうしてもXにメンバーとしてHIDEを欲しいと思うようになった。HIDEのバンドの打ち上げに単身乗り込み、リーダーだったHIDEをメンバーの前で「Xに入りなよ!」と、正面突破で引き抜こうとしたエピソードを「直観と本能。自分は直球しか投げられない」と笑いながら語った。

その後、HIDEのバンドが解散し、HIDEがXの打ち上げに来て、いきなり「オレ、Xに入るよ」と宣言。「バンド解散後は美容師になる」と言っていたHIDEのまさかの発言に、場が静まり返ったと言う。静寂が10秒ほど続いた後、一転して盛り上がり、みんなで飲みまくったそう。その時の様子を「漫画みたいだった」と回想した。

バンドメンバーになった後も、HIDEYOSHIKIにとって親友だった。一緒に無茶な事もたくさんしたが、将来の事など真面目な話を語り合う「二人会議」もよく行った。

他にも、食事の時にYOSHIKIの食べる魚の骨を取り除いてくれたりする“お母さん的存在”だった事、金髪が珍しい時代に2人きりで東京ディズニーランドに行き、「あんまり目立たないでください」と注意された事、Toshlのラジオの生放送に乱入してスタジオで火を噴いた事など、数えきれないHIDEとの思い出話を披露した。

現在YOSHIKIが積極的に行っているチャリティ活動は、実はHIDEの影響もあった、と告白。HIDEは‟メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン”を通じて、難病の少女のサポートをしていた。突然他界してしまったHIDEの想いを引き継いでYOSHIKIがその後にサポートを続けた事が、慈善活動を熱心にするきっかけの1つになった、と語った。

「僕がバンドに誘わなかったら、今でもHIDEは生きてたかもしれない…。次にHIDEに会えるのはいつになるんだろう」と話し始めたYOSHIKIは、「僕はこの世界で、音楽を通してまだやらなければならない事がある。なぜか自分はまだ生きている。自分が生きてる意味があるうちは、HIDEのところには行けない。HIDETAIJIの夢も背負ってるし、ファンのみんなの為にも頑張らなきゃいけない」と、涙ながらにHIDEへの想いを溢れさせた。

ちなみに、先ほど自身のインスタグラムに

「Miss you #HIDE.

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