2015.05.10 公開
【ライブレポート】スピッツがヒット曲『チェリー』など全10曲を披露!VIVA LA ROCK 2015

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5月3日、昨年に続き2回目の開催となる埼玉県最大GWのロックフェス、VIVA LA ROCK 2015がさいたまスーパーアリーナにて開催された。

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夕方のStar Stageに登場したのは90年代にミリオンヒットを連発、独自のポップな音楽性で人気のロックバンド・スピッツ。黒のハットに黒のシャツを羽織り、登場したボーカルの草野マサムネが澄み切った高音ボーカルを響かせ、『夢追い虫』『不死身のビーナス』と勢いよく2曲を演奏した後、最初のMC。

「どうもこんばんは!スピッツです!凄い人だ!」と草野はまずは満員の客席に驚きの声を上げた。「VIVA LA ROCKへようこそいらっしゃいました!今回の出演者のラインナップでは一番スピッツは最年長なぐらいなんですけど(笑)。みんないいモイスチャー出してるね!さいたま最高!」と煽り、次に通算30枚目のシングル『春の歌』が披露される。

草野が相変わらずの美声を響かせると腕を振り上げ応えるオーディエンス。この春にぴったりのスピッツらしい王道のメロディーで訴えかけ貫禄をみせる。次にドラムのイントロから勢いよく始まったのは、スピッツのシングルの中でも人気の『チェリー』。ポップで絶妙なメロディラインのこの曲に往年のファンも新しい音楽ファンも暖かい声援で応える。

スターステージが黄色い照明に切り替わり、『魔法のコトバ』が始まるとどこか懐かしいメロディーで会場中が笑顔になる。「どうもありがとうございます。スピッツといいます。ベースの田村です。あとのメンバーはWikipediaで調べて下さい(笑)」と草野が改めてのメンバー紹介で冗談を交えて盛り上げる。「次に歌う曲はドラマ『不便な便利屋』にも使われてますが、雪風という曲です。」と紹介があり、スピッツらしい王道のミディアムチューンが演奏されると、場内の盛り上がりはますますヒートアップ!

「まだまだ大丈夫そうですか?ラインナップの中ではまったり系かもしれませんが(笑)またまだ若い人には負けたくない!そんな感じでスピッツに着いてきてくれますか?」と草野が煽ると大歓声が起こる。90年代のヒット曲『運命の人』が始まると、オーディエンスは手拍子で応える。草野のボーカルは全く衰えを見せず、若者のエネルギーをも取り込んでいく。

そのままの勢いで後半はロックチューンを立て続けに披露。「ワン ツー スリー フォー!」から始まった疾走感抜群でハイトーンボイスが映えわたる『野生のポルカ』、ギターリフのフレーズが耳に残る骨太のロックソング『恋する凡人』と続き、スタンドの上までびっしり埋まった客席との掛け合いは絶頂に。

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