スガ シカオがロック祭りでファンク祭り!
ビクターが3月14日(土)に今年で2回目となるロックフェスティバル『ビクターロック祭り2015』を幕張メッセで開催した。
アロハ柄のシャツでステージに登場したスガの1曲目は『Progress』。曲の展開とともにフルバンドサウンドが完成するといった、じわじわと盛り上げていくイントロダクションとなった。間髪入れずに続く2曲目は『19才』。さらに続く『コノユビトマレ』では、ステージ左にトランペットやトロンボーンによるホーン隊が登場。立て続けに演奏される認知度の高いヒット曲に華を添える。
続いて「ここからは、オレたちが大好きなファンクモードに突入します!」の掛け声とともに、スガと同じくビクターに所属するFIRE・HORNSも全面的に演奏に参加。『俺たちファンクファイヤー』『バナナの国の黄色い戦争』と、直球のファンクサウンドが展開した。『バナナの国の~』の間奏部分では、演奏をピタリと止め「というわけで、初出場のスガ シカオです」とクールな自己紹介。その後、すぐ演奏が再開するというニクイ演出も楽しませてくれた。続く『情熱と人生の間』ではトランペットのソロとともに、スガもエレキをギュンギュンにかき鳴らす一面も。
その先からはアコースティックギターに持ち替えて『愛について』をしっとりと歌い上げると思いきや、このバラードもFIRE・HORNSによるファンクなアレンジの効いたバージョンという演出。
MCでは「2014年5月にSPEEDSTAR RECORDSに拾っていただいて、再びメジャーデビューしました」と新規一転し再デビューしたこと、そして現在は新しいアルバムに向けて準備をしているというファンにはうれしい宣言が飛び出した。
ラストでは「今日は夜まで濃いメンツとすごいバンドが集まってるので、俺もこれ終わったら、みんなに混ざってワイワイやろうかと思ってます」と口にし、最新曲の『モノラルセカイ』でステージの幕を閉じた。
