キュウソネコカミ登場！キュウソ、大いに暴れるの巻

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ビクターが3月14日(土)に今年で２回目となるロックフェスティバル『ビクターロック祭り2015』を幕張メッセで開催した。

すでにリハーサルの音合わせから、メンバーたちがステージに登場。本番前のリハでありながらも、ステージ中央にキーボードのヨコタシンノスケが飛び出すと「幕張ーーー！」絶叫。「本番じゃないんですけど本気でやってもいいですか？」と言い放ち、リハから全力での演奏を披露した。この音に誘われ、駆けつけるオーディエンスであっという間にフロアは埋め尽くされる。

そして本番。Bon Joviのヒットナンバーをバックに、改めてメンバーが登場する。メインヴォーカル・ヤマサキシンヤの「キュウソネコカミじゃー」の絶叫とともに1曲目『ウィーワーインディーズバンド!!』がスタート。間髪入れずに『良いDJ』とつなぎ、キラーチューン『ファントムヴァイブレーション』まで一気に駆け抜けた。

MCではヤマサキがビクターレーベルからメジャーデビューできたことへの感謝を述べつつ「次の曲では、物理的にみんなの近くに行きたいと思います！」との宣言。『GALAXY』『DQNなりたい、40代で死にたい』とハイテンションな曲が続き、ヤマサキはステージを飛び降りたかと思うと「みんなの近くに行く」の宣言どおり、オーディエンスの中にダイブ。モッシュエリアの中、ファンの頭上で持ち上げられながらもシャウトするヤマサキ。思わぬアクシデントにフロアの興奮は最高潮に達した。

ステージに戻ったヤマサキは「次の曲、知ってる人はサビだけ歌ってOKです。それ以外歌ったら、ぶっ殺す！」と、ハイテンションをキープしたまま『何もない休日』そして新曲の『ハッピーポンコツ』を披露。直球なロックでありつつちょっとコミカルなキュウソワールドが炸裂した。

ラスト、ヤマサキは「これからも音楽業界から消えないようにがんばります」とファンに約束を交わし「ビクターに来てからつくりました」というタテノリのビートが印象的な『ビビった』で締めくくった。