木村カエラ登場！カエラ、大いにRockする！

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ビクターが3月14日(土)に今年で２回目となるロックフェスティバル『ビクターロック祭り2015』を幕張メッセで開催した。

中盤のクライマックスに登場したのは木村カエラ。グリーンの入った金髪ヘアに70年代風のワンピースといったカエラらしいスタイリッシュなファッションで登場すると、初期のヒット曲『リルラ リルハ』をリズミカルに披露。続いて『TODAY IS A NEW DAY』をオーディエンスの手拍子とともに歌い切ると「新しいアルバムの中から大好きな曲をやりたいと思います。アルバムの曲だから知らない人も多いかもしれないけど、音楽はノッちゃえばこっちのもんだから！」とのMCとともに、ロックチューン『one more』」を激しいダンスパフォーマンスとともに披露した。

「今日はロック祭りっていうことで、激しい曲をいっぱい持ってきました。盛り上がっちゃっていいんだよね？」とオーディエンスに呼びかけると、自身もエレキギターを抱えて『BEAT』『TREE CLIMBERS』と、ステージ中を駆け回るカエラ。ロック祭りにふさわしくギターテクニックとともにフロアを盛り上げた。

ギターを降ろした後もご機嫌な笑顔でのMC。「私の大好きな曲をやっていいですか？ みんなの笑顔が見たいっていう曲です！」と『Magic Music』が始まると、オーディエンスもカエラの合図に合わせ、手拍子とジャンプでステージを盛り上げた。

ロックなセットリストで駆け抜けたステージのラストを締めくくったのは、本人曰く「木村カエラ史上最高の曲」『Butterfly』。ステージの背後からオーディエンスに向かってスポットライトが浴びせられるドラマチックな演出の中、フロアのひとりひとりを見つめ、語り掛けるように歌うカエラ。彼女が「みんなで一緒に歌いましょ」と呼びかけると観客もコーラスで応え、この名曲とともにピースフルなエンディングとなった。

取材/文：大坂晃典