ビクターが3月14日(土)に今年で2回目となるロックフェスティバル『ビクターロック祭り2015』を幕張メッセで開催した。
ビクターロック祭り2015、終盤にも関わらず、オーディエンスの熱気はまだまだ止まらない。ラスト2アーティストを残したところで登場したのが、まさに「ロック祭り」の名にふさわしいであろう日本を代表するミクスチャーロックバンド『Dragon Ash』だ。
1996年に結成して以来、J-ROCKシーンの第一線で活躍している彼らのライブを一目見に、場内には多くのオーディエンスが詰めかけた。静まるステージからDJ・BOTSが登場すると音が鳴り響き、イントロダクションがスタート。「ウォォオオオオ!!!」という叫び声を合図に、ドラム・櫻井誠とベース・KenKen、そしてボーカル&ギターのkjステージに上がると『ロック』という名の祭りが始まった。
場内の雰囲気が盛り上がるとともに、1曲目から2曲目の『The Show Must Go On』へと、音の勢いもどんどん加速していく。"何があっても、止めるわけにはいかない!"という歌詞は彼らの生き様そのものと言っても過言ではないだろう。魂の声を歌で体現していく姿が一人一人の胸に熱く語りかけてくれる。
「お待ちかねだ!ぶっ飛べ!!」真っ赤なタンクトップ姿のkjが会場に向かってシャウトすると、それに呼応するかのようにオーディエンスたちも一斉にジャンピング。「踊れーーーーーー!!!!」叫びと同時にぶちかます、強烈なヘッドバンキングでさらにステージを盛り上げていくDragon Ashの生ライブはとにかく最高にクールの一言だ。
艶やかなダンサーのパフォーマンスと共に『Trigger』『Run to the Sun』『the live』とアグレッシブな曲に続くのは アルバム収録曲にも関わらず、ファンの間でも未だに根強い人気を誇る『百合の咲く場所で』。 曲が始まった瞬間に「オオオッ!!」と声が上がり、誰もが耳を傾ける。
